ニコラのリンパが腫れた6ー病理検査結果ー(705)

2020.8.6 ニコラの病理検査の結果

検体を採取して病理に出してから10日。病院から電話。

やっと検査の結果が…

ニコラの病名「ホジキン様リンパ腫」、猫にはすごく稀で、症例もほぼ無く(だから結果が出るのに時間がかかったそうです)、猫用の抗がん剤も無いとのお話でした。

人間のホジキンリンパ腫に似ているので「ホジキン様リンパ腫」と言うそうです。

治療には人間用のホジキンリンパ腫の治療で使う抗がん剤を使う方法があるそうですが、猫には効き目は期待できないそうです。

ここまでは病理の先生のお話だそうです。

病理の先生は様子を見たらどうかとのお話だったそうですが、かかりつけの先生は腫瘤が大きくなっているからと答えてくださったそうです。

希望すれば大学病院を予約してくださるということでしたので、お願いしました。

近いからと麻布大学病院を予約してくださいました。最短で約1ヶ月後でした。

かかりつけの先生は、特殊な抗がん剤なので、自分の所では抗癌剤によっては取り扱いがないものもあるので。との説明でした。

…もう、ショックが大きすぎて、頭の中がぐちゃぐちゃで、「なにそれ❓なんで、なんで、なんで」って感じで…聞いたこともない癌…

ネットで調べまくりました。。

麻布に行くまでの間もニコラの腫瘤は大きくなっているように思います。

どこを調べても、何を見ても、希望が持てることが書いてあるものはありません。

平均予後180日位って、それって半年しか無いってことだよね…抗癌剤治療して、もし抗がん剤の効果があっても2,5倍って、1年ちょっとしかないじゃない…それに男の子のほうが良くならない傾向があるって…もう、もう、そうじゃなくても人間用の抗がん剤が効く可能性は低いって言われたのに…この鬱々はどこにぶつければいいのだろう。

それなのに予約が1ヶ月後って❓何故、どうして??

大学病院に行って、抗癌剤治療をして、効くか効かないか分からなくて、何をどう考えたらいいのか。

麻布に行ったら、もっと良い話が聞けるのだろうか。。。

うちのおじさんが、「昔ジュリーが飛べなくなったとき麻布に行って、その時の獣医さんがさんざん検査した挙げ句、どうしようもありませんね、と、とっても感じ悪く上から目線で言われたのを思い出した。その後東大病院にも行って東大病院はとても良い先生だった、結果は変わらなかったけど。大学病院で検査をしても結果は同じだろうから、麻布でまた同じところを切って病理の検査はしたくない。ニコラがかわいそうだ…」と。

コンシェルジュは昔東大病院に行った記憶がすっぽり抜けていました。麻布に行ってどうしようもないって言われたのははっきり覚えています。感じが良くなかったのも忘れていません。その時はもう行きたくない大学病院でした。流石に40年近くも経っているのだから麻布も変わっているだろうけど、その本質がどうなっているのかの目線も大切かもしれない、と思い返しています。

コンシェルジュも

治療の方法の選択肢があるのか?や

効果がある治療はあるのか?や

人間の抗がん剤の副作用は猫にどれくらいあるものなのか?や

予後はどれくらいなのか?など

については聞きたいけど、珍しい症例の研究のための検査は望まない。

ニコラが辛い思いをしないようにと願う。できる限りの時間をともに暮らせる環境を作りたいと思う。そういう相談に麻布は応じてくれるのだろうか?

今はまだ食欲もそれほど落ちていないけど、顔周りが熱っぽい感じがあり、腫瘤を引っかかないようにハンカチを首に巻いています。腫瘤を直接守れるわけではありませんが、ニコラが上手に騙されて腫瘤の下に巻かれているハンカチのところをカリカリしてくれるので、騙されてくれている間はハンカチを首に巻こうと思っています。

食べる時に腫瘤が当たらないように森修焼でふちの高さが低く幅が広い器を購入しました。

ウェット用のお皿に比べても大きい。ふちの高さが低いのでニコラは食べやすいようです。

相変わらず外にいっぱいこぼすけど。

変わったことといえば、いつも行かないようなところに行くこと。他の子から離れて1人でいるようになったこと。

そばに来て甘えることが多くなったこと…具合が悪いよ…と伝えに来ます。

ニコラは具合が悪くなるとそばに来てゴロゴロと喉を鳴らし続けます。

 

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