ニコラが10万分の1のリンパ腫なんて53ーホジキン様リンパ腫ーT-cell rich B-cell lymphoma(816)

<批判と指導>

 

所沢を紹介してくださった病院へ電話。先生の都合の良い時間にご報告をしたいので都合の良い時間を教えて下さい。お電話で良ければお電話します。直接ご報告に行ったほうが良ければ行きますのでご連絡お願いします。と。

直接お話したい…とのことだったので、うちのおじさんと2人で病院へ行って結果報告。

 

先生のところにも所沢より結果が届いていると思いますが…

「届いています」と先生。

順を追って説明…

話の途中でさえぎられ、「こちらの言うことを聞いてください」と先生。

あちらの先生の肩を持つわけではないけれど、と前置きの後に、麻布に放射線治療の予約をコンシェルジュが自分でして断られたということを例に出して、そういうやり方をするのではなく、相手の立場(担当の先生の立場)を理解してうまく話を持っていって(放射線治療を)やってもらうようにしなければいけなかった、と批判されました…

うちのおじさんが、そういうことではなく全てトップダウンの判断で決まる。だから担当医と話をして勧めていた治療計画が、上にあげると、次に行った時にはひっくり返っている。担当医の力がそれくらいしか無い。それでも彼女(コンシェルジュ)はすごく粘って交渉をしていた。と後押しをしてくれました。…電話での話も含め全てに立ち会ってもらっていたので院長、担当医、麻酔医との話しをすべて聞いていたうちのおじさんです。

…「だから信頼関係を築けない。」とうちのおじさんは先生に話しました。

 

(…麻布で治療をしていて半年以内の同じ病気だったら飼い主が予約できるシステムなのに、私が電話すべきでなかったということを強調するのは、私がやったことをず〜っと先生が納得してないからなのはすごく伝わりました。ここでは立場や忖度が最優先…『獣医の立場を尊重してください』という獣医忖度最優先の批判と指導を、コンシェルジュだけでなくうちのおじさんと2人で報告に病院に足を運んだ時に言われたので、とても驚きました)

先生、

リスクが有ることは引き受けたくないのだと思う。この頃、熱心な飼い主さんが増えてきたから、麻布やがんセンターでは訴訟が増えてる。

だそうです。

(あの説明だったらそうなるだろうな…)

 

(…「獣医はそれぞれ考え方が違う」といつも言っている先生なので、そうなんだろうなとは思いますが、「獣医師の言葉」と「飼い主の言葉」は同等にならない…とはっきりした日でした。うちのおじさんが反論しなければどうなっていたのだろう?…と思える出来事でした)

(…この頃本当に疲れる。…うちのおじさんは獣医さんの言葉の中に素人なのに、と飼い主を下に見ているように感じるそうだ。私は男性の言葉は聞くが、女性の言葉は聞かないという人がなんと多いことかと感じる・・くしくも今ホット<オリンピックのゴタゴタ>な話題だ(笑)・・頭痛い。薬飲まなきゃ。。。)

 

酸素室を用意したほうが良いとパンフをもらいました。

抗癌剤治療も、腫瘤が大きくなってる方が、がん細胞が壊れて体の中に飛び散るからリスクは高い。だけど、だからといって腫瘤が小さい時に抗癌剤治療をした方が良いという訳でもない。2cmのが1cmになるより5cmのが1cmになる方が効果がある。ただ抗がん剤も死につながるリスクが有ると説明がありました。

もし痛かったり辛かったりするようになったらモルヒネパッチも用意できるそうで、それは病院で貼らねばならないそうで、そのために連れてこなければならなくなるけど用意する事ができる。用意には1週間位かかります。ということでした。

酸素室手配しようと思います。

うちのおじさん:(お家に帰ってニコラを心配そうに見ながら)あの先生も基本は同じようだね…獣医の立場を尊重するようだ。飼い主が持っている長年一緒にいるからこそ感じることにはあまり重きを置かないようだ。ルグリの時の判断も遅くなったし、ニコラの判断も遅くなってると思う。…これからのことをこちらが考えていかねばならないね。

いつも診察室に入らず…だったうちのおじさんが、このところの診察室内での様子を目の当たりにして動物医療に対して考えることがあるようです…。

コンシェルジュは、話の途中で遮られて、先生に「こちらの話を聞いてください」と言われることが何度もあったので(…うちのおじさんに話してはいたのですが…)うちのおじさんは初体験。ニコラの病気と向き合う中で様々な体験をして、思うことが多々あったようです。

我が家のような弱い子を抱えているコンシェルジュが悪戦苦闘しているのが何故か、今頃わかったか〜…ハハハな〜んちゃって💦この頃ブラックジョークも出せなくなるほど消耗してます。。😨

 

今の時代、N先生のような信頼できるホームドクターに巡り合うのは難しい。まぁ、昭和の時代も難しかった。コンシェルジュがたまたま運が良かっただけかもしれない。

N先生は具合が悪い仔の様子を聞いて考えて、更にこんな症状はあるか?との繰り返しの問診をして、絞っていく。その中で検査が必要だと思ったら検査をする。もし、次の方が待ってたとしても「次の方が待っているから」とか、こちらの話をさえぎって、「自分の話を聞いてください」なんて言われたことなかった。長い時間を待つこともあったけど、先生の判断が迅速で正確だったからそれほど待たされたという記憶がない。昭和の時代の医療だけど、この先生に診てもらえば大丈夫と、信頼安心できるホームドクターだった。幸恵ちゃんは24歳で亡くなるまでお世話になりました😊

N先生には、ジュリーに麻布を紹介していただいて結果報告した時に、N先生も疑問を持った結果だったのか「東大も言ってみる?」と勧めてくださった。それでも結果は同じだったけど恩をきせられるようなことは1度もなかった。こちらの報告を良く聞いてくださり、親身になって看取るまでの半年間尽力してくださった。コンシェルジュの最初の仔の時の経験は今もはっきりと記憶に残っています。もう40年も前になります。

以前のノートをひっくり返して、ルグリが2歳の時、急性腎不全になった様子を確認したら、N先生は【膀胱がピンポン玉大】になった時に、もうこれはカテーテルで抜かないとダメだとの判断をなさってました。経験に基づいた判断はすごい!だからルグリは虹の橋を渡りかけたけど助かったのだと思います。

今は、その仔がどういう過程を経て今があるのかをお話しても・・・「昔、昔おばあさんが〇〇と言ったとさ」…で、もうコンシェルジュは化石化してしまっているもようです。。💧

 

N先生が引退されるまで35年診ていただけたのは、とても幸運だったのだと思う昨今です。ファミリーの遭遇する様々なことが、もし迷える猫の飼い主さんの少しでもお役に立てるならファミリーと一緒に良かったね〜、と分かち合おうと思います。

 

 

 

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