ニコラのリンパが腫れた4(703)

2020.7.28 麻酔からは覚めているはずなのに、昨日から丸2日ずっと寝ている。起きるときはドライを食べに行くときとお水を飲む時。トイレにはいつ行ってるのか不明。見ていない時に行ってるのだと思う。

寝る場所は高い所か身がすっぽりハマるところ。不安だらけなんだねきっと。いつもはおおらかなニコラの様子が痛々しい。

パニック鳴きは一日だけでおさまってくれた。

一昨日からはコンシェルジュのほうが迷路に入り込んでしまっています。

抗がん剤治療をするか?しない道を選択するか?

悪性リンパ腫の予後は短いとのデータ…それでも辛い抗癌剤治療をするのか。。辛くない抗癌剤治療なんて…あるはずないよね。。。

少しでも長生きをしてほしいと思う、なるべく平穏な日常を、と願う。

ああでもないこうでもないと検査の結果が出ていないのに思い悩んでいる。

皮膚を開いて見せてもらった腫瘤の画像が目の中にずっと残っていて現実を突きつける…

どうしよう…

抗がん剤が効けば予後は長くなるのだろうけど。副作用と予後と天秤にかけてはっきりと違いが目に見えるといいのに…

 

ベビーが沢山生まれて里親さんを探しを始めた時、白いさんのベビーも里親さんを探そうと思っていました。ただ、ジュリアンは小さく生まれていつも一人だけでいることが多かったのであまり強くないかもと早々にお残し決定してました。里親さんにはなるべく強い子をお譲りして我が家では自分で育てたほうが良いかなと思う仔を育てようと。そんな中でもニコラとエルヴェは骨格もよく大きく元気な子達だったので(いつも取っ組み合いの猫相撲をしておりました)里親さんを探そうと思っていました。ですがルグリがあまり強くないので白いさんは2頭残そうと思いニコラも我が家に残すことにしました。エルヴェはとっても可愛いお顔をしていたのと白いさんの中では一番強かったので気に入ってくれる里親さんがいるかもしれないと思いました。

 

…白いさんは強くないとわかってはいたけれど、これは受け止めるのがほんとうに辛い。なんで、という言葉しか頭に浮かばない…

 

ひとつだけ決めていることがある。

レインもニコラも入院は無し、にする。

もし、ニコラに抗癌剤治療を選択しても入院は無しの治療にしようと思う。

酸素室についても先生に聞いたら必要なときは業者さんに手配してくれるそうだ。レンタルで即日届けてくれるらしい。

ニコラともレインとも穏やかにいつもの日常を一緒に過ごしたいと思う。

昔お世話になってたN先生の言葉通り「飼い主さんのそばにいるのが一番幸せだから」そのとおりだと信じている。

N先生は、どんな時も入院はさせなかった。虹の橋を渡りかけているときも。そのような診療を続けるための経験と知識と知恵があったのだと思う。厳しい現実も受け止めるようにとのお話があった上で必要なときはお休みの日も診療してくださった。

いまだに思い出す「猫は好きなものしか食べないでしょ」とおっしゃっていたのを。

 

ニコラが言葉を話せたらどうしたいというのだろう…

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