2021.2.26
今日もキャリーバックにお籠りしてます。ほんの少しのドライは夜中に食べてるもよう。
自分で食べてくれる、これがどんなに嬉しいことか。
できればキャリーから出てご飯を食べてほしいから…欲張り過ぎかな…今日も出てくるのを待ちました。
10:00 出てきそうもないので、昨日と同じようにスプーンでADを食べてもらう。2分の1缶位食べてくれました。昨日より少ないけど食べてくれたから良し。
キャリーの中にお水はいつも飲めるように入れてあるけどあまり飲んでないようです…1日4〜5回は取り替えてます。置いておくとどうしてもニコラの毛が入ってしまうようで、見ると数本浮かんでいます。…毛が抜けるのが治まらないから…
ドライもいつも食べられるようにほんの少しですが入れておきます。
13:00 ドライを食べるカリカリという音が聞こえました。数粒食べたようです。
14:30 〃
16:30 〃
ニコラは食べるのが下手で、食べるより器の外にこぼすほうが多いので、音が聞こえた後はこぼしたドライを拾うのが習慣になりました。
ドライも、薄くて軽くて小さくて、匂いがあるもの嗜好性が強いものしか食べてくれなくなりました。なのでニコラが好きだったプレミアムフードを他の仔が食べていますが減る量がぐっと少なくなりました。。
右目の上もピンクになっています…毛が抜けています
ニコラが、肩の大きな腫瘤を触らせてくれました。ほんの少し小さくなっているような…希望的観測かもしれません…腫瘤がどんどん大きくなるのをニムスチンが抑えてくれてるなら…あちこちに飛び出してくる腫瘤が少しでも抑えられているなら…ニコラの辛さが少しでも軽減できてるなら…と願わずにはいられません。
腫瘤が小さくなってくれるならありがたい、でも小さくなる過程で壊れたがん細胞が血液を伝わって全身をめぐる。それを尿や便で排出せねばならない。L-アスパラギナーゼが働く時は腫瘤が急激に小さくなり体全身に血液で回るからそれを排出するために点滴をしながら様子を見るために入院するということでした。ニコラの腫瘤はあまりにも大きくなっているから急激に小さくなるのは危険なことでもあり体への負担が大きいそうです。残念ながらL-アスパラギナーゼはニコラには働いてくれませんでしたが…。
ならば、ゆっくり腫瘤が小さくなるというニムスチンでも腫瘤が小さくなる時は血液を伝わって壊れたがん細胞が体中を巡っているはずで、まして強いお薬ですから体にかかる負担も大きく、ニコラは頑張って耐えてくれているのだと思います。
全身麻酔や放射線治療や抗がん剤治療にも耐えてくれて、生きようとする意志がこんなに強いなんて…
ニコラの抗がん剤の治療はレスキューなので、ニムスチンはたぶん最後になる抗がん剤なのだと思います。東大の先生がおっしゃる「延命しかできなくて…」というのは緩和治療としての延命なので、極力副作用が出ないようにお薬を選択して投与量も調整してくださっているのだと思います。急激に大きくなって、あちこちにいっぱい出てくるデビル腫瘤をニムスチンが働けば進行をほんの少し遅らせることが出来る、少しでも辛さや苦しさが軽減できるということなのだと思います…。
…夜になってキャリーからやっと出てきたと持ったら歩いた後には抜け毛の絨毯…雪のように降ってきます
物凄く毛が抜け落ちて
痛々しい
放射線治療のときよりひどい毛の抜け方…
副作用が出ない治療なんてない…
ニコラは生きようとする力はあるけれど、決して体が強いわけじゃない、皮膚もとても弱い
でも我慢強くて、耐える力がこんなにある…
ほんの15分くらいで抜けた毛です
どこの資料を探しても、抗がん剤の副作用でこのように毛が抜け落ちるなんて書いてあるところは見当たりません
この後も抜け続け、30分くらいで袋いっぱいになりました…
熱も出てます
もし自分だったら…こんなに頑張れるかどうか…
どんどん腫瘤の数が増えて大きくなって窒息するなんてもってのほかだけど…抗がん剤の副作用に耐えるのも辛い………
ニコラどうしたい?…ニコラと話したい…
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