2020.8.21
ニコラの右後ろ足内側に皮膚炎発見。
横3〜4cm,縦2cmほどの楕円形で毛が抜けて剥げている。皮膚は赤く少しザラザラして、ただれているように思う。
これは、リンパ腫のせいなのか?
…昨日は気ずかなかった…
影響が出ているのではなかろうか?
食欲はある、食べてるところを見るとホッとする。
ただ、よく甘えて鳴くようになっている。
いつも行かない所に行って、他の子を避けて、直接クーラーに当たらないように涼んで、
気が向くと、コンシェルジュのそばに来てゴロンでミャ〜と甘える。
甘えに来る事が増えた。
甘えてくれる嬉しさより、ハラハラする気持ちのほうが勝る。
元気なときはこんなにそばに来ないから…
ニコラに「がんばれ〜」とは言わない。
頑張ってほしくない。
このままでいいから、時が止まってくれればいいのに…と思ってしまう。
またニコラがそばで、ゴロンとしている。
撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしてくれる。
首に巻いているハンカチを外してみた。
熱くて気持ち悪いのか、首周りをカリカリするのが増えてるから。
リンパの腫瘤をカリカリしないようにつけていたのだけれど、
ニコラが少しでも気持ちよく過ごせるようにと願う。
白いさんは総じて皮膚が弱い。免疫力も強くない。
体も強くない。。
できる治療があったとしても、治療を選択するのは人間。
猫の場合は治療をしても治らない病気、悪性リンパ腫。
人間の希望だけで辛い治療をさせるのか…
数ヶ月、たった2〜3ヶ月命が延びるために辛い治療の選択をするのか?
少しでも長く一緒にいたい。1日でも長く生きて欲しい。
だからといって辛い思いをさせてまで、数ヶ月でも延命を願うのか?
迷う。決められない。。
3ヶ月でも延命できるなら、猫にとっては人間の1年になるのだから諦めず積極的な治療を、という考え方もある。
…どちらを選んでも後悔するよね、きっと…
ニコラに「がんばれ〜」とは言わないと決めた。
頑張らなくていい。
そんなことは難しいと分かってはいても、辛くなく、苦しまず、痛みを少しでも少なくと願う。
「ニコ!いい子だねぇ〜」と声をかけると、尻尾をパンパンと振ってくれる。
何も言えないニコラの尊厳はどこにあるのだろう…
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