2020.8.25
検査が終わったと再び病院から連絡をもらい、今日3度目の麻布。
I先生より検査結果について「思わしくない結果です。」
画像を見ながらの説明。
「外に出ていて見えるものだけでなく、奥にも腫瘍があります。他にも,鎖骨の下や内側のリンパにも転移が見られるので手術で取るのは難しいです。」
…余命宣告…
「後1ヶ月だと思ってください。抗がん剤や放射線治療をしても2、3ヶ月でしょう。」
・・午前中には「1年を目指しましょう」だったのが夕方には「このままだと1ヶ月だと思ってください」…心臓が飛び出しそうそう…喉が詰まる…
…治療について…
「放射線又は抗がん剤の治療が考えられます。」画像を見ながら詳しくお話してくださいました。
・・午前中には、あまりお勧めしないと言っていた治療法しか無いと。
…余命1ヶ月が2〜3ヶ月に延命するための治療の選択なんて…
「海外の論文を見ても、手術で腫瘍を取らないでの放射線治療や抗癌剤治療の例はないので効果があるかどうかは解りません。ただこのままにしておくと近いうちに腫瘍が大きくなって食物が飲み込めなくなったり、呼吸が苦しくなったりすると思います。」
…うちのおじさんにどうしますか?と聞いても無言…
「放射線も抗がん剤もやってみて効果が無いとなればすぐやめることは出来ます。」
…
「奥の腫瘍が大きくなると辛くなるから、呼吸が辛くなくできるように、1度だけ放射線治療をやってみて効果があるか見てみるという方法もあります。」
…
「放射線治療で効果がないときは抗癌剤治療という方法もあります。ただ、このような治療の前例が全く無いので効果があるかどうかはやってみないと解りません。」
「猫では10万分の1の確率で起きるリンパ腫です。珍しいリンパ腫ですがリンパ腫に変わりはないので。」
…うちのおじさん「すごい確率!」ぼそっと一言。
何を言いたいのだろう?…その時はいっぱいいっぱいで、すごいって何を言ってるの?だった。
ずっと後になって、あぁそうか…10万分の1の確率が何故ニコラなんだ?と、言いたかったんだねきっと…。
ーー先生としばしやり取りーー
…今すぐ決められないので一度帰って相談させてください、お電話で治療予約とかは出来ますか?…
「治療は早いほうが良いです。内科的治療は私が、放射線治療は私が窓口になって放射線の先生にお話をします。」とのことでした。
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