【ラガマフィン編】ルグリの5月4、5日ー尿道閉塞の手術ー(883)

🐾こんなことになるなんて…⑤🐾 ルグリ闘病記

ルグリの手術について、お話をするために予約時間に動物医療センターへ

…トラブル…

 

この医療センターは大手企業のイ◯ンが経営しています。

昭和の時代からあった町田夜間救急病院を吸収しているので、同じ場所であっても夜間になると名前が変わる医療センターです。

以前の場所にあったとき、この夜間専門の救急病院には何度かお世話になっていましたが、場所が変わってこの大手企業の中に入り、日中の先生方が交代で夜間の救急にも入っているようですが、夜間になると名前が昔のままの病院名になる不思議な形態の病院です。

昭和の時代、ここに(その当時は夜間救急病院も数が本当に少なく、休日は殆どの病院がお休みでした)お世話になると夜間救急なので仕方ないのですが、費用が高いなぁという印象は否めず、お薬も1〜2日分しか出ず、かかりつけの先生のところへ検査用紙とお薬を持って、明日か明後日に診てもらってくださいと必ず言われたのを思い出しました。

で、N先生のところへ行ってそれを伝えると1日くらい大丈夫だから…と毎度言われておりました…

…でもねぇ、その「1日位」と言われる判断が出来ないのが素人というもので…

救急の後日にN先生に診ていただくと、そのとおりだなぁと…毎回思うのでした。

このくりかえしを何度したことか…(笑)

手がかからない日本猫さんでもこの有様ですから、(マフィンさんの白いさんとは比較の対象にもならず)手をかけねば命の危機が隣合わせてるマフィンの白いさんには、救急が併設されているこの医療センターの方が具合が悪くなった時にいつでも診てもらえて(費用の点では日中でもお手頃とは言えない価格ですが…)良いのだろうという判断でルグリは通っておりました。

その医療センターで手術の相談という日にトラブル…

珍しく、うちのおじさんが先生に対して口火を切りました…沢山お話をしていました。

コンシェルジュは先生が悪いわけではない、ここのシステムが悪い、ルグリの命を預けて良いものか不安がある、と…退院させてもらって東大に行きたいと正直にお話させていただきました。(ルグリがすでに入院しているので人質となってしまってるような気分でした)

手術担当の先生は、「こちらの不手際で申し訳ない。こちらの不手際からのお話なので東大に電話してお願いすることも出来るが、今日は祝日でむこうもお休みだと思うからすぐには連絡が取れないと思います。私達(獣医さんたち)は懸命に治療に取り組んでいるのでこのようなことで信頼関係が崩れてしまうのは本当に申し訳ない」と。

コンシュルジュは、「あちら(東大)では動物が最優先だけれど、ここでは人間の都合が優先される、東大ではきちんとした説明があるけれどここでは無い。用紙に(入院や手術の承諾書)いっぱいチェック項目があってそこにチェックした(リスクは負わないという病院側に全ての利があるもので、それを飼い主側に承諾させて、事故があった場合などに訴訟など出来ないようにするための承諾書です<企業の論理はここでも活躍しています>)からといって、それだから良いという訳ではないので、とても心配です。命を預けているのですから…」とお話させていただきました。

今回は、うちのおじさんが先生とお話しておりました…

…コンシェルジュは昨日承諾書にチェックして提出したときから違和感があったのだと思います。…(提出したときはそれを出さないと話が先に進まないのだから仕方がないと思って出しました)その項目に書かれてあることをそのまま鵜呑みにすると、こちらからは何があっても何も言えないようになっているシステムにしか思えませんでした。

多分、今はどこでも同じなのかもしれませんけれど…もし、それと同じものを出さなければならないなら、東大だったら信頼して出せるのに、と思いました。その時から、手術をするなら東大にしたい、と心が揺れていたのだ…と後になって気ずきました。

唯一の救いは、先生が病院側の非を認めて謝ってくださったこと、改善するために話し合いをするようにします、と言ってくれたことです。

うちのおじさんは、先生のお言葉で、このように対応してくださるならお任せしようと思ったようで、ルグリの手術をお願いすることになりました。

診察室を出たところで、先生の声が後から追いかけてきました。言い忘れたと思ったのでしょう。

「手術の費用が45〜50万円になる場合があります、ご了承下さい。」

「費用は大丈夫です。カードで払えるので(現金で持っていかなくても済むので)大丈夫です。」とお答えしたコンシェルジュです。

先に立つのは、現代のトラブル回避のマニュアル。医療もサービス業で、ましてやここは大企業だから費用についての説明は絶対告知しなければいけない…

…コンシェルジュの不安が全て取り払われたわけではありません…

コンシェルジュは不安なく信頼できる先生にルグリを託したい…

信頼して託すことが出来て、費用も納得ができて、きちんと説明をしてもらえて、と欲張るなら東大で手術をお願いしたい…

ただその選択をしたら、今回のお話の中で誠意を尽くしてくださった先生への忖度を無視することになってしまうことになります…もう、何が優先されるのか?何を優先して良いのか?…迷路…

 

2021.5.5

病院の用紙には、連絡を希望するか?という項目もあって、

手術前、手術後、なし と3択になっていました。

手術前と手術後に◯をつけたので、電話がありました。

午後13時30分過ぎ「これから手術をします。検査をしたところ異常はなく麻酔をかけて手術ができる状態です。」

午後17時過ぎ「手術は無事終わりました。膀胱に砂が沢山溜まっていましたので、その砂を検査に出したいのでご了承下さいますか?」「明日、夕方また様子をお電話します。」

検査に出す事を了承しました。

 

とにかく無事に終わって良かった。

入院中は食べなくなってしまうルグリが心配です。食べなかったら鼻瘻とか言ってたけど…(安易に鼻漏とか言う言葉を使われるとドキッとしてしまいます…今の時代では合理的な方法なのかもしれませんが…)

この病院は入院中面会に行けないシステムになっているから、祈って待って、1日でも早く無事帰ることを願うしか出来ません。

 

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