*ラグドールは肥大型心筋症の発祥が知られるようになりましたが、これは遺伝によるものが多いようです。アメリカのブリーダーさんのお話によると、『ラグドールは乱繁殖されすぎてしまったので問題が起きている。マフィンはそうならないように数は少なくてもブリーダー理念を統一して良質のブリーダーを育てるためにRAGが出来た。』との事。
う~ん難しい、人間のやることですもの、どんなに厳しいルールを作ったって最後は人間性ですものね。マフィンだけは例外なんて簡単にいえるものではないと思うけれど何もやらないより良いのかも知れないって事なのかもしれませんね。

*肥大型心筋症はメインクーンでは良く知られた遺伝性の病気だったようですが、ラグドールでは出ないと思われていたようです。今は知られるようになり両親から遺伝する病気と認識されています。なので、肥大型心筋症を持っている猫はブリードをしない、というようになっているそうです。
アメリカンショートヘアでも同じ事が確認されているようです。
ただこの病気は必ず遺伝する訳でもないようで、3割の確立で遺伝するという報告が有るようです。
他の猫種でもこの病気が全く無い訳ではないようですが、他の猫種では遺伝するという確認はされていないようです。

*肥大型心筋症は1歳~1歳半頃に発症するようで命に関わる病気だそうです。
ラガマフィンもその可能性が無い訳ではないとアメリカでは思われているようで、ブリーダーは必ず猫の両親を<ラグドールHCM遺伝子検査>をして、子猫も検査をして陰性という書類を付けてお渡しするようになってきたようです。

*日本では9月に動物取扱法が改正されましたが、アメリカでも11月に法改正があったとか?
それで、動きが出て来たのかもしれませんが、
ラガマフィンでは[THA RAGAMUFFIN KITTEN BREEDERS SOCIETY ](TRKBS)
ラガマフィン子猫ブリーダーズ協会というのが出来たようです。
RAGとはまた別の組織になるようですが、こちらの方がルールが厳しいようでブリーダーの見習い期間は2年だそうです。RAGでは1年と聞きましたが試験を受けて合格しないとブリーダーにはなれないというのはRAGと同じです。RAGと両方に所属されている方も多いようです。
RAGもTRKBSも英語で試験を受けて合格しないとブリーダーにはなれないので、日本ではブリーダーになるのは難しいそうです。
ちなみに、私が譲って頂いたブリーダーさんからはラガマフィンのブリーダーになるにはRAGの参加が必須だと聞いています。TRKBS所属のブリーダーさんから譲って頂いたマフィンでブリーダーになるならTRKBSの参加が必須になるのでしょう。
RAGはACFA,TRKBSはACFA又はCFAの参加がいずれも必須事項です。

日本の動物取扱法改正では対面販売が義務付けられたので、輸入の場合は今後どうなるのでしょうか?
今の所、輸入に関しての規定が変わったとは聞いていませんが、もしネットだけでの輸入が禁止されたら渡航して直接対面し契約書を作成してもらい、そこから狂犬病の予防接種2回と待機期間180日を経て輸入という事になります。
アメリカの法律と日本の法律両方をクリアしてのみペットとして輸入出来る事になります。

今でもマフィンを輸入するハードルが高いのに…。

*『サイベラ・ラグドール』日本ではあまり知られていません。ラグドールは伝統的カラーが有りポインテッド、バイカラー、ミテッドですが、『サイベラ・ラグドール』は毛色の変わったラグドールでオーストラリアの猫団体ANCATSで2010年から登録されたそうです。TICAではソリッドラグドールとして登録出来るようです。
アメリカではソリッドとして知られていてアン・ベーカーさんの直系はソリッドカラーのラグドールとして少数のブリーダーが繁殖しているそうです。残念ながら、CFAでは認められていないようです。
『サイベラ・ラグドール』と『サイベリアン』、この名前の類似はもしかしたら『サイベリアン』から来ているのかなぁ?と勝手に想像して楽しんでいます。
この『サイベラ』という名前はまだ定着している訳ではないようで、アメリカでは『ソリッドラグドール』の方が定着しているようです。

*『ラグドール』『ソリッドラグドール』『ラガマフィン』いずれも故アン・ベーカーさんの直系のネコ種です。