ネコのコンシェルジュ-11<レイン、ココ、そしてラガマフィン編>

レインも我が家に来て11年、人に信頼を寄せるようになったと思ったのは、先頃具合が悪くなって獣医さんに連れて行った後です。人間は自分を守ってくれる存在なんだと認識したようで、自分から人のそばに来るようになり雰囲気が変わりました。信頼してくれているのが伝わるようになりました。

やっと信頼関係が出来たね!

やっと信頼関係が出来たね!

10歳まではとても元気で何事もなく病院のお世話になることもなく健康そのものでした。
ところが、ある日突然吐くようになり病院へ。
いつも通っている病院へ足を運ぶと、こういう時に限ってお休み…
仕方なく近くの病院へ。レントゲン検査、血液検査。原因判らず。様子を見てもう一度来てくださいとのこと。
「あぁやっぱりねぇ。1度で分かるところは少ない。やっぱりいつもの先生に見てもらうべきだった…」
後日、いつもの先生の所へ。違う先生が検査した物を持って診ていただく。問診しばし。
状態を説明する問答が続き、診断は食道性緊張症。お薬をもらい帰宅。薬を飲ませていたら数日後元気に!
何度繰り返しているか、この手順。今までのネコさん達もそうだった。具合が悪くなると心配で夜中でも救急診療の病院に何度連れて行ったことか。
そのときはそれで良かったと思うのだけれど、結局その症状が良くなることはまれで、やはりいつもの先生に診断して頂き薬をもらう方が早く確実に良くなる。
診療の違いをまざまざと痛感する。
思わず、先生に「我が家は先生がいないと困るので末永くよろしくお願いします。」

ココは相変わらずですが、ベランダの手すりから落ちるというハプニングの後、自分を救ってくれるのはうちのおじさんだと認識したようで、うちのおじさんにはほんの少し心を許し始めてきました。(ベランダはレイン以外禁止となりました。)
私にはまだまだで、マジ切れ、ブチ切れをします。まぁココが嫌がる爪切りや毛玉取りをしようとするからなのですが。ココは毛玉ができていても取らせてくれないので取らずにおいていたら毛玉は巨大化し、数も増えてしまいました。このままではダメだと覚悟をして大嫌いなシャンプーをしながら毛玉取りと爪切りをしました。案の定、私の手は噛まれ、引っ掻かれ流血の騒ぎとなりました。
そんなココも遊んでもらうのは大好きでねずみのおもちゃがお気に入りです。1匹だけで遊ぶのを好むので、ねずみを投げると追いかけてくわえて持ってきます。この遊びが大好きなので遊んで欲しいときは私の腕にちょんと触ります。「あそんで~」という合図です。そういうときは爪は出しません。正直者です。
食にはあまり興味が無いのか、いつ食べているのだろうと思う時がありますが、体重は変動無く一定しているので気ずかぬときに食べています。
ココの居方は「女王様」のごとくで、近ずき固いオーラを出して存在をアピールしています。

我が家で一番気の強い女の子

我が家で一番気の強い女の子

ココが我が家に来た時、ラガマフィンの男の子とブリードして仔猫を育てたいと思いました。新しいネコとの巡り逢いもそろそろ終わりにしなければという思いもあり、1回だけのブリードをしたいと思うようになりました。

ラガマフィンの男の子を捜している時はなかなか見つからず、その間もココはブチ切れる性格はなかなか改善せず、はたしてこの仔が子育てが出来るだろうか?という思いが頭の片隅に有り、男の子はペットショップからでなくブリーダーさんから譲ってもらう事を考えようと、ラガマフィンのブリーダーさんを探し始めました。

ネットでラガマフィンのブリーダーさんを捜しても見つかりません。ならば、キャットショーに見学に行きブリーダーさんを紹介してもらおうと思い、キャットショーに見学に行きました。ですがそこでもラガマフィンをみつけることは出来ませんでした。
そして、行き着いたのがラガマフィンをアメリカから輸入する道でした。

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