ネコのコンシェルジュ−6<幸恵、樹里、ナナ、チー編2>

ナナ(多分お兄ちゃん)はスリムで食べ物に執着無し。人のそばが好き、抱かれるの好き、撫でられるの好き、人間大〜好き〜という仔でした。
チー(多分弟)は人見知り、喰いしんぼ、がっしりとしたおでぶでうちのおじさんにのみ信頼を寄せる、知らない人が来ると真っ先に隠れる。犬のような猫でうちのおじさんが呼ぶと吹っ飛んでくる忠実な
仔でした。
この兄弟に共通なのはネコにしては足が長い事。スタイル的には犬に近いのでは、
と思わせる仔たちです。

樹里は元気であまり病院に連れて行った記憶が有りません。その反面幸恵は病院に連れて
行く事が多い仔でした。なのに突然樹里が具合が悪くなり、病院に連れて行くと肺に水が
たまってしまっているとの事。どんどん呼吸が苦しくなってとても辛い日々になってしまいました。
呼吸も、歩くのも、横になっているのも辛い体なのに膝の上に飛び乗ってきて甘えてくれました。
樹里のお別れの挨拶だと分かったのは次の日でした。
具合が悪くなってからあっという間の出来事でした。16歳でした。

私に見せたくなかったのでしょう、ジュリーも樹里も看取らせてはくれませんでした。
ネコのような小動物は身が小さいせいか食べられなくなるとあっという間に逝って
しまいます。平均寿命は15歳位と言われているようですが、樹里は16歳でも
あまりにも早いお別れになってしまったと思っていました。

☆樹里<貴婦人>(長毛種、レッドタビー&ホワイト、女の子)種類不明
誕生日不明、16歳、まだまだ早すぎるお別れ

 おおらか樹里、何見てる?


おおらか樹里、何見てる?

コメント