小さなお子さんのためのバレエ本の紹介です。
いまはいろんなメディアを通してバレエに関する情報は簡単に入手できます。
バレエの映像ーテレビ、YouTube、DVDなどーは、情報量も多く視覚に訴えられるものはインパクトもあり、印象に残るかもしれませんね!
でも、小さなお子さんにお勧めしたいのは、バレエの児童書です。
今回ご紹介するのは、
もっと好きになる♡ときめくバレエの世界&名作ストーリー
本の内容紹介
白鳥の湖』、『くるみ割り人形』、『眠れる森の美女』の物語を読みやすいカラーのマンガと小説で!他の名作の解説、バレエの成り立ち・舞台裏のヒミツなども紹介。巻頭・巻末のマンガには新国立劇場バレエ団のプリンシパル小野絢子さんが登場!練習に悩む女の子・マイのインタビューに答えます!
引用:版元ドットコムWebsite
目次
マンガ あこがれのプリンシパルにインタビュー!
第1章 バレエのなりたち
第2章 バレエ物語
第3章 人気のバレエ演目紹介
第4章 バレエレッスン
第5章 舞台の裏側って?
マンガ わたしの夢は……!!
発行元・発売日
- 渡辺 真弓 (監修)
- A5判 256ページ
- 税込価格:1,650円
- 出版社:ナツメ社
- 発売日:2022年12月16日
本をおすすめする理由はバレエと同じくーこどもの想像力を高め、感性を豊かにするからー
先程の視覚的に大量の情報を提供されると、人間は自分の頭で考えず、与えられた情報をただ受け入れてしまうからです。
何の疑いももたずにすべてを受け入れてしまうのです。
ある程度、大きくなって自分でいろんなことを考えられるようになれば、映像のような大量の情報も自分で考え、判断する力が出来てくるので問題はありません。
しかし、小さなお子さんの場合は、文字やイラスト、写真などの情報から伝えられないもの、伝わってこないものを自分で補う工夫をする。想像したり、思い描いたり、空想したりして、自分の世界の中で情報を再構築して創り出す、その力を育てることがとっても大切なのでないかと思います。
自分の力で考えたものは、判断力も養います。
成長していけば、これらの想像力、判断力はお子さんにとってとっても大きな力となり、人間性も育まれるでしょう。
豊かになって何でも簡単に手に入ってしまう。
それがいつの間にか、当たり前になってしまう。
自分自身で考える習慣がなくなってしまう。
なんでも答えがあると勘違いしてしまう。
本来人間が持っている、感性、思考力などを小さいときは大切に育てる工夫の一つに読書は効果的な選択だと思います。