退院8日目

経過を診てもらうためレインを病院に連れていきました。退院後、初の病院です。レインのパニックが落ち着いてきたので大丈夫かな…

尻尾の抜糸はあと4日後になりました。切断して縫ったところがちょうど座ると床につく尻尾の長さだったから、何回も床についている間に縫い合わせた皮膚が微妙にずれてしまって「かさぶた」ができているからもう少し様子を見たいということでした。

今まで長かった尻尾の時は、真っ直ぐ床に伸ばしていたり、体に沿うように尻尾を曲げていたのが出来なくなって、尻尾をお腹の方へ丸め込むのを少し覚え始めているそうです。

もう少しカラーを付けたままで我慢してねレイン。

 

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病理検査の結果が出ていて、

*検査部位 尾部腫瘤

*診断名 骨肉腫

*脈管内浸潤 (ー)

*転移 /

*悪性度 /

*備考 猫の尾部に発生する骨肉腫は稀であり、臨床的挙動を含めた悪性度の評価は困難です。但し少なくとも形態学的には低悪性度の腫瘍ではありません。一般的な猫の骨肉腫は犬の骨肉腫ほど高悪性度の腫瘍ではないとされてはいますが、再発や転移に対する経過観察が必要です。

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…つまり、悪性の骨肉腫だけど、猫の尻尾の骨肉腫は臨床例が無いからよく解っていない。他の部位の骨肉腫の症例から想像するしか無いってことなんだね。

どんなに珍しい症例なんだろうね?!レインのしっぽの骨肉腫は。

悪性の癌ということだけは判ったけど。

レインとのこれからの一つ一つが手探りで、初めての事になるんだね。

これじゃぁ、どんなに情報を探しても出てこないはずだね…

解らないことだらけだから、獣医さんに大学病院などの高度医療機関を紹介してもらうか相談した。行くなら麻布獣医大が近いし通うのに良いのでは、ということでした。麻布に行くとしたらどんな治療法があるのかを尋ねると転移予防の抗癌剤治療を望むなら麻布に連絡してくださるとのことでした。

コンシェルジュはレインの慢性腎不全の持病や16歳という高齢を考慮すると転移の予防のための抗がん剤投与は望まないとお伝えした。今後は経過観察と検査をするという診療方向になりました。

獣医さんは、レインが16歳という年齢で慢性腎不全を患っていて、麻酔に耐えて、尻尾の切断という大きな手術に耐えて、よく頑張りましたと言ってくださった。レインの生涯が慢性腎不全と癌と、どちらに左右されるのかがこれからの課題となるそうです。

獣医さんは癌の痛みは酷いからと…ということは痛みの緩和を第一に考えてあげなくては…尻尾の癌の痛みが取れただけでも良かった、と思うようにします。

調べた所、猫の場合は抗癌剤は癌の完治のために使われるわけではなく、主に癌の痛みを軽減するために投与されるらしい。モルヒネを使う場合もあるそうだ…

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病院から帰って…”バタンッ”の大きな音

レインがキャットタワーの1番下に飛び乗ろうとしたらカラーが突っかかって体当りして落ちて、床に体が叩きつけられてしまった。

「レイン、大丈夫!!!?」思わず声がでた!

やっぱり、病院に連れて行くとパニック!感覚が狂う。この微妙さは何ということだろう。高い所にも登れるようになって、やっと落ち着いてきたと思ったのに…

また、後戻りしちゃったね。病院でのイヤイヤのアッピールもはっきりわかったよ。また、かあさんの膝の上にも乗りたくなったね。レインの体言が手に取るように伝わってくるよ、かあさんには。

ー夜ー

皆、ウロウロしてるね…遊ぼうか…レインのためにファミリーはずっと静かにしてたものね。

ファミリー遠慮がちに遊ぶ、タタタタタ、糸遊び。レインもちょこっと興味を示した。

レインが短くなった尻尾を受け入れてきたと思う。…ちょっと進んで、ちょっと戻る…しばらくはこの繰り返し…