ベルリン国立バレエ「ボヴァリー」
ベルリン国立バレエ団による新作バレエ。ギュスターヴ・フローベールの小説『ボヴァリー夫人』が原作をモデルにしたバレエ「ボヴァリー」は原作に描かれた物語の再現ではなく、人間の内面を抽象化しバレエで表現した作品です。
原作「ボヴァリー夫人について」
『ボヴァリー夫人』(ボヴァリーふじん、仏:Madame Bovary)は、フローベールの長編小説。彼の代表作として知られると共に、19世紀フランス文学の名作と位置づけられている。
田舎の平凡な結婚生活に倦怠した若い女主人公エマ・ボヴァリーが自由で華やかな世界に憧れ、不倫や借金地獄に追い詰められた末、人生に絶望して服毒自殺に至っていく物語である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア
「ボヴァリー夫人」をバレエ化するにあたり
ベルリン国立バレエ団は、従来の物語バレエではなく、小説に描かれた物語をいったんすべて解体し、人物の内面にフォーカスします。
登場人物の内面を描き出すことで、原作の物語を再構築した形でバレエ化するという斬新な手法を駆使して出来上がったバレエ「ボヴァリー」
放送内容
ベルリン国立バレエ「ボヴァリー」
放送日:2024年2月25日(日)深夜放送
(※2月26日(月)午前0時05分~)
原作:フローベール
振付:クリスティアン・シュプック
音楽:
リゲティ
武満 徹
サン・サーンス
ペルト
アイヴズ
カミーユ
ティエリー・ペクー
<出演>
エンマ・ボヴァリー:ヴェロニカ・フロディマ
シャルル・ボヴァリー:アレクセイ・オルレンコ
ロドルフ:ダヴィット・ソアレス
レオン:アレクサンドル・カニャ ほか
ベルリン国立バレエ団
管弦楽:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
指揮:ジョナサン・ストックハンマー
収録:2023年10月20日
ベルリン・ドイツ・オペラ(ベルリン)
モナコ公国モンテカルロ・バレエ 「COPPEL-I.A. コッペリア」【再放送】
◇モナコ公国モンテカルロ・バレエ
「COPPEL-I.A. コッペリア」
振付:ジャン・クリストフ・マイヨー
音楽:ベルトラン・マイヨー(一部 原曲レオ・ドリーブ)
<出演>
コッペリア COPPEL-I.A.:ルー・ベイン
コッペリウス:マテイユ・ウルバン
スワニルダ:アンナ・ブラックウェル
フランツ:シモーネ・トリブーナ
スワニルダの母:小池ミモザ
レナート(スワニルダの親友):レナート・ラドケ
ほか
モンテカルロ・バレエ団
収録:2022年6月4・5日
グリマルディ・フォーラム(モナコ)
「COPPEL-I.A. コッペリア」は再放送の作品なので、コラムで詳しく紹介しております。
作品の解説等詳しくは、コラムをご覧ください。