バレエはこども一人に頑張らせないで、ママも一緒に頑張ると効果がでる

中学生になった女の子がお母さんと一緒に、バレエを習いたいと
スタジオへ相談にやってきました。

ほかの教室では太っているので、入会を断られたとのことで
野沢先生は、「すぐに無理でも少しづつ痩せていったら大丈夫」と
入会を認めました。

すると、みるみるうちに痩せていき、入会当時からすると
びっくりするくらい細く、スマートになりました。

「いったい、どうしたの」

先生も驚くような痩せ方でした。

「ママと一緒に減量を頑張り、食事療法も一緒に行った」とのことでした。
見事に減量に成功し、いろんな踊りに挑戦しました。
最後には、中学生というバレエでは遅いスタートでしたが
発表会でバリエーションを踊れるまで上達しました。

遅いスタートと太っているというダブルのハンデを
本人とママの一緒に努力で、本人の希望であったバレエを始めることができ
発表会でもいろんな踊りに挑戦できました。

バレエはどうしても細くないといろんな意味で大変です。
衣装もからだに合うサイズはまずみつからない。
背中のほうに当て布をつないでなんとか着ることができます。
さらに、みんなと一緒に踊っているとき、一人だけかなり目立ちます。
バレエの世界からみれば、それは美しくない。

もし、バレエ団に入りたければ、痩せることは必須
これができなくて入団できない生徒もいました。
本人の意志だけで痩せるというのは、本当に大変です。
できれば家族の方の手助けが重要です。

習い事は家族の助けが必要ですが、「バレエ」の場合は、教室への送り迎えのほかに
今回ご紹介した、食事を気を付けたり健康管理は特にママの協力がとても重要な役割があります。

母と娘が一緒になって、協力して頑張れば「バレエ」はきっと楽しい習い事になるのは間違いありません。