
バレエ教室を探しているとき、
私たちは思っている以上に「感情」で判断しています。
口コミが良かったから。
有名な名前を聞いたことがあるから。
周りのお母さんが勧めてくれたから。
それ自体は、決して悪いことではありません。
けれど、あとから
「なぜ、あのときあそこを選んだのだろう」
と立ち止まる方が少なくないのも事実です。
非合理な判断は、どこから来るのでしょうか。
相模原でバレエ教室を選ぶ前に、
少しだけ考えてみたいことがあります。
不安が、判断を急がせるとき

子どもの習い事を考えるとき、
多くの保護者の方が、
「遅れたらどうしよう」
「今決めないと手遅れになるかもしれない」
そんな不安を抱きます。
周りの子がもう始めている。
同じ学年の子がトゥシューズを履いている。
コンクールの話が耳に入ってくる。
その不安を早く終わらせたくて、
「とりあえず安心できそうなところ」を
選んでしまうことがあります。
でもそれは、
子どもに合うかどうかを考える前に、
親の不安を落ち着かせるための判断
になっていることも少なくありません。
名前や実績が、安心に見えるとき
有名な先生。
たくさんの実績。
厳しそうで、きちんとしていそうな雰囲気。
それらは確かに、
ひとつの判断材料になります。
ただ、
「良い教室」と
「その子に合う教室」は、
必ずしも同じではありません。
・緊張しやすい子
・自分のペースで理解したい子
・身体の成長がゆっくりな子
環境によって、
伸び方は大きく変わります。
雰囲気や評判に引っ張られすぎると、
肝心な
「この子は、この空気の中で安心できるか」
という視点が、後回しになってしまうことがあります。
「ちゃんとした親」でいたくなる気持ち

これは、あまり表では語られませんが、
とても大切な話です。
・失敗したと思われたくない
・周りからどう見られるか気になる
・「いい選択をした親」でいたい
そう思う気持ちは、
とても自然です。
けれどこの感情は、
気づかないうちに
判断を曇らせてしまうことがあります。
子どものための選択が、
いつの間にか
親自身の安心のための選択
にすり替わってしまうこともあるのです。
非合理な判断は、悪いことではありません
ここまで読むと、
「感情で判断してはいけないのか」
と思われるかもしれません。
でも、そうではありません。
感情で迷うのは、
それだけ真剣に考えている証拠です。
子どものことを、大切に思っている証です。
大切なのは、
感情を消すことではなく、
感情に気づいたうえで、少し立ち止まること。
「私は今、何に不安を感じているんだろう」
「本当に見たいものは何だろう」
そう問い直すだけで、
判断は少しだけ、静かになります。
文章では分からないことが、ほとんどです
バレエ教室は、
ホームページやSNS、評判だけでは
分からないことがほとんどです。
・レッスン中の空気
・先生の声のかけ方
・子ども同士の距離感
そして何より、
その場にいる子どもの表情。
これは、
実際に足を運ばなければ見えません。
もし今、
「まだ決めきれない」
「少し迷っている」
そんな気持ちがあるなら、
それはとても自然なことです。
バレエ教室選びは、
子どものこれからに関わることだからこそ、
簡単に割り切れないものです。
迷ったり、立ち止まったりするのは、
それだけ真剣に考えている証でもあります。
バレエ教室は、
文章や評判だけでは分からないことがほとんど。
子どもがどんな表情でレッスンを受けるのか。
終わったあと、どんな一言を口にするのか。
少し疲れた顔なのか、
それとも、また来たいと言うのか。
体験レッスンは、
判断するための場所というより、
感じるための時間かもしれません。
「正しく選ぼう」としなくていい。
「間違えないように」と力を入れすぎなくていい。
答えを急がず、
ただ一度、教室の空気に触れてみる。
子どもと一緒に、その時間を過ごしてみる。
それも、ひとつの大切な選択です。

コメント