仕事柄よくバレエコンクールの案内が自宅に届きます。
最近新手の裏技と言ってもいいかもしれませんが、
バレエコンクールの案内とバレエに関係のある
レンタル衣装、バレエ用品、バレエ関係の通信教育の
案内を一つの封筒にパッケージとして
送られてきました!
ワァオゥ〜!!
驚き!でした。
他の業界では、こうしたDMのやり方は
ビジネスとして成り立っている業界があり
私はこのようなサービスを請け負っている企業を
知っていたので、別段驚きはしませんでした。
驚いたのは、バレエ業界は今まで企業色は
それほど強いわけではなく、バレエの協会、連盟など
バレエの団体からの案内が一般的でしたからです。
企業からの案内というのは、バレエ用品が主流でした。
とうとう、バレエ界もここまで来たのか!
そんな思いです。
それは
バレエコンクールをみてもわかります。
企業が主催しているコンクールが増えてきています。
異業種からの参入というのは、ビジネスの世界では
そこに新たな市場がある。と、企業が判断したこと。
別の角度から見れば、従来の市場が成熟してきている。
などが考えられますが、この傾向はスポーツクラブや
カルチャースクールが盛んになりバレエを講座の中に
取り入れたことで、一気に市場が拡大しました。
そして、現在はバレエコンクール市場。
バレエを習っている多くの生徒さんにとっては
あまり関係ありませんが、バレエ教室の先生や
バレエ関連の団体にとっては、大きな環境の変化と
なってしまいます。
また、異業種からの参入によっての大きな変化は
現在のバレエ界の活性化があります。
従来のしきたり、考え方が通用しなくなる場面が
出てきますし、変化しなければ成り立たないという現実が
徐々に目の前に現れてきます。
環境の変化というのは、様々なことを変える力があり
古い秩序が壊れる場合も少なくありません。
悪しき秩序なら、壊れても何ら問題はありませんし、
むしろバレエ界の活性化が行われるのであれば
それはとっても良いことなのでは?
個人的にはそう思います。
しかし、バレエは芸術であり、商業ベースに
巻き込まれると壊れては絶対いけないことも
たくさんあります。いや、壊してはいけないのですが!
一方ビジネス市場として捉えれば、ビジネスに疎い
バレエの先生、ダンサーはある意味、扱いやすい人種として
異業種のビジネスマンから見れば参入しやすい市場としても
見えなくもありません。
こうしたことはバレエ界にとって由々しきことだと
非常に危機感を持ちます。
その尻馬に乗って、首都圏近郊の都市のホールなどは
首都圏にあるホールの閉鎖も手伝って、かなり強気の姿勢で
素人ビジネス的な展開を行いつつあります。
将来的展望ではなく短期的な利益誘導型の一時的な
見通しでかなり変化の兆しがみられます。
このことは、バレエ教室の先生やバレエ団体にとって
さらに追い討ちをかける環境の変化となっています。

純粋にバレエを愛し、小さな子供たちにバレエの楽しさを
伝えたい!そんな情熱を持ったバレエの先生たちを
苦しめる結果になるのではないか?
心配です!!
ビジネスとして考えれば、市場として魅力がなくなれば
即座にその市場から撤退します。
これが、企業の一般的な考えです。
儲からなければ、さっさといなくなる。
それまで散々好きなように市場を荒らして・・・。
その点において、企業は無責任です!
そうならないことを切に祈ります!
いま、バレエ界はとっても大きな変化に見舞われて
いるのではないか?
その環境の変化が吉と出るのか凶と出るのか?
あるいは変化のダイナミズムに対して、それを乗り越えて
いくのか?
そんなことを先日送られてきたバレエのDMを見て
感じました。
