
バレエは、言葉を使わずに「心」を伝える芸術です。
でも、そのバレエを教える現場では、言葉がなければ指導は成り立ちません。
本番の舞台と、レッスンの場──そこには、見えない“言葉の壁”があるのです。
バレエは「言葉を使わない」芸術
バレエは、言葉を使わずにからだで感情や物語を表現します。
観客の胸を打つのは、セリフではなく、動きや空気感そのもの。
言葉を超えた美しさ、それがバレエの魅力です。
けれど、レッスンは「言葉なし」ではできない
レッスンでは、先生が動きの見本を示し、生徒がまねをする。
それだけで成り立つように見えるかもしれません。
でも実際には、「手の角度が違うよ」「視線はもう少し上」など、
細かな指導には言葉が欠かせません。
言葉があるのに、なぜ伝わらないのか?
先生が「もっと引き上げて」と言っても、生徒の理解はさまざま。
バレエの経験や体の感覚が違えば、同じ言葉でも受け取り方が変わります。
たとえば、プロ経験のある先生が使う「アンディオール」の感覚は、
身体に染みついた理論と経験の集積によるもの。
一方、生徒にはその深みがまだありません。
経験の差が「言葉の定義のズレ」を生む
このギャップは、平面しか見えない人に立体を説明するようなもの。
上から地図を見れば全体像が見えるけれど、地上にいる人には見えない。
伝えたくても、感覚や背景の違いから伝わらない──
これが言葉の難しさです。
誤解は信頼を揺るがすことも
言葉のすれ違いから、
「なんで伝わらないの?」「きつい言い方だったかも…」
そんな誤解が積み重なれば、生徒との関係がぎくしゃくすることも。
時に、そのまま生徒が教室を去ってしまうこともあります。
でも、誠意は“言葉以上”に伝わる
たとえ言葉が完璧でなくても、
「伝えたい」「理解したい」という誠意は、ちゃんと相手に届きます。
大切なのは、技術的な言葉よりも、
誠実な姿勢で向き合うこと。

それでも、言葉をあきらめない
バレエは非言語の芸術。
それでも、指導は言葉を介して行われるもの。
誤解があるからこそ、伝えようとする努力をやめない。
それが、信頼関係を築く第一歩なのではないでしょうか。
バレエは言葉を使わずに「心」を伝える芸術。でも、教えるには“言葉の力”が欠かせません。
バレエは言葉を超えた芸術。
でも、指導には言葉が必要であり、誠意がその言葉を支えてくれる。
だからこそ、これからも伝えようとする気持ちを大切に──
そう信じて、今日もレッスンを続けています。
🎓 野沢きよみバレエスタジオの特徴
- 緊張する生徒にはまず「対話」から
- 一人ひとりに深く向き合うレッスン
- メンタル面まで寄り添う丁寧な指導
- 「あきらめない心」を育てる教育
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