バレエには二種類があります。
一つは、職業としてのーいわゆるプロのバレエダンサーがあり
もう一つは、趣味としてのーいわゆる習い事ーバレエがあります。

習い事のバレエとプロのバレエダンサーの違い
プロのバレエと趣味のバレエの間には
大きな隔たりというか壁があり、趣味の世界から
プロの世界への移行は厳しく、非常に難しい。
これはバレエに限らず、プロといわれる世界はどの分野においても
非常に難しい世界であることは、多くの方がご承知のとおりです。
舞台という小さな空間の中で連続した動きの中にある、バランス、変化、
リズム感の秩序が踊りの美を表現する。
それがバレエです。
その美の表現を目指すことにおいては、プロもアマもありません。
つまり、それが習い事のバレエであれ、プロのバレエダンサーであっても
舞台上で究極の美を表現することには違いはありません。
違いは、表現の質です。
ですから、習い事であっても
バレエ表現の美を追求する精神、姿勢は決しておろそかにはできません。
むしろ、ワガノアバレエ学校のレッスンの精神のように、
テクニックよりは美を目指す。
この考え方を理解しレッスンする方が、テクニックだけを
追いかけるレッスンよりももっと大切です。
この点において、プロのダンサーは当然ですし
当たり前すぎることでしょう。
そして、プロの世界は全てが結果です。
たった一度の失敗で主役の候補者から外されてしまう厳しい世界です。
周りは、ある意味敵ばかりです。
ライバルの集団とも言えます。
プロのダンサーはその意味で、舞台で最高の美を観客の皆様に
その場、その瞬間に留めてみせる表現者であり、芸術家でも
あります。
その一方で、習い事のバレエはそこまで完成された美を表現することは
テクニック的にも、美の理解度、美の秩序の観点からいっても
当然未完成で、十分に表現できるレベルには到達していません。
ただ、舞台を通して、バレエの目指す奥深い美を
理解しようとする気持ちを大切にして、
バレエのレッスンに励むことで、バレエの美を表現できるように
基礎を繰り返し学び、少しずつテクニックを習得していきます。
しかし、
バレエダンサーってなんてすごいのでしょう!
わたしはこの小さな舞台の中でこれほど大きな存在をを知りません。
そこにダンサーのいや、人間の意志を感じます。
美しさの極限を目指す意志と秩序があるのを
舞台の中に見るからこそ、感動するのではないかと思うのです。
バレエを習うメリットは何か?
どんな得があるのだろう?
下世話な話ですが、
お金儲けには無縁のバレエ。
職業としてのバレエダンサーは厳しいわりにリスクが大きすぎる。

芸術としてのバレエ

芸術家の多くは市民生活を上手に生きていくことができないことが
多いです。そのために、貧乏な生活を強いられて、生活自体が荒み
芸術家そのものの人格さえも破壊されてしまう場合が少なくありません。
それにもかかわらず
偉大な作品を残してきた優れた芸術家がたくさんいることを
私たちは知っています。
バレエという芸術の世界、舞台の魔力に取り憑かれてしまったプロのダンサーたちは
舞台で表現できる最高の完成された美を追い求めて、日々のレッスンに励み
自らのバレエへの情熱に支えられて、舞台に立ちます。
それは、ごく普通の市民生活をあきらめ、自分の人生ーある時期ーの
すべてをバレエに捧げるというとてもストイックなものです。
それがプロのダンサーだとわたしは思います。
芸術の世界はとても奥深く簡単なものではないことぐらいは
私たちにもある程度は理解ができます。
そして、それが厳しい世界であることも。
だからといって、バレエを習う人すべてがプロのダンサーを目指すわけでは
ありません。当然ですが、バレエのレッスン自体が少しぐらい厳しくても
繰り返しのレッスンの中に楽しみを見出し、
数少ない舞台に立つ経験をすることで、バレエの魅力の一部に
触れてみる。
そんな習い事のバレエがあることを私たちは否定しません。
趣味のバレエとプロのバレエ。
バレエを愛する人が一人でも多くなることを願っています。
それが、バレエに関わるもののささやかな願いです。

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