
バレエを続けていると、保護者の方も、生徒のみなさんも、こんな疑問を感じることがあるかもしれません。
・このまま続けて、本当に伸びるのだろうか?
・得意なところを伸ばしたほうがいいの?
・それとも、苦手なところを直すべき?
体験レッスンに来られる方からも、よくいただくご相談です。
実は、自分を高める方法には大きく分けて 2つのアプローチ があります。
- 自分の長所・優れているところを重点的に伸ばす方法
- 自分の弱点・苦手なところを徹底的に鍛える方法
どちらも間違いではありません。けれど バレエという芸術においては、順番がとても大切 です。
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自分を高める方法は、大きく分けて2つある
バレエに限らず、成長の仕方には二通りがあります。
長所を伸ばすアプローチ
- 得意な動き
- 美しいライン
- 音楽性や表現力
「できること」を広げていくことで、自信と勢いが生まれます。
弱点を克服するアプローチ
- 苦手なステップ
- 安定しない基礎
- 体力・柔軟性など
課題を一つずつ修正して、全体の完成度を高める方法です。
👉 どちらも正しい。ただし、同時に強く行うことはできません。
学校の成績やスポーツと、バレエは何が違うのか
多くの分野は「弱点が足を引っ張る世界」
学校のテストは減点方式。 苦手科目があると、全体の評価が下がります。
多くのスポーツも同じで、 一つの弱点が勝敗や結果に直結します。
だから「弱点をなくす」ことが最優先になります。
バレエは「何ができるか」が伝わる芸術
一方、バレエはどうでしょうか。
観客は、
- どこができていないか
- ミスが何回あったか
を見に来ているわけではありません。
心が動いた瞬間、 美しいと感じた一瞬を持ち帰るのです。
👉 バレエは減点方式ではなく、加点方式の芸術。

バレエでは、まず「長所」を育てる理由
長所は「自信」と「伸びる力」を生む
- 音楽に自然にのれる
- ジャンプが気持ちよく跳べる
- 上半身の使い方が美しい
こうした長所を認め、伸ばすことで、
- 踊ることが楽しくなる
- 自分を信じられるようになる
- 身体がのびやかに動く
という良い循環が生まれます。
弱点ばかりを見ると起こりやすいこと
反対に、 「できないところ」ばかりに目を向けると、
- 身体が緊張して固くなる
- 失敗を恐れるようになる
- バレエが楽しくなくなる
ということが起こりがちです。
特に成長途中の子どもにとって、 自信を失うことは、上達を止めてしまう一番の原因になります。

では、弱点は無視していいの?
答えはNO。でも「目的」が違います
弱点を直すことも、もちろん大切です。 ただし目的は――
完璧にすることではありません。
その子の魅力を邪魔しない状態に整えること。
成長段階によって役割は変わる
- 初期・成長期:長所を育てる
- 中級以降・舞台を意識する段階:弱点を支える
順番を守ることで、 弱点克服は「つらい作業」ではなく、 前向きな挑戦になります。

指導でいちばん大切にしていること
「直す指導」より「可能性を見つける指導」
良い指導とは、 弱点を指摘することではなく、
その子がいちばん伸びる入口を見つけること。
自分の良さを知った子は、 自分で課題とも向き合えるようになります。
舞台経験が、自信と勇気を育てる
舞台は、 「できた・できない」を超えて、
- 努力が形になる
- 自分の存在が認められる
特別な経験です。
舞台経験は、 技術以上に 人としての強さ を育ててくれます。
▶︎ 当スタジオの指導方針|上達は「長所」から始まるについて、詳しくはこちらでご紹介しています。
これからバレエを始めるみなさんへ
比べなくていい。
苦手なことは、今すぐできなくてもいい。
あなたには、あなただけの踊りがあります。
昨日の自分より、 ほんの少し前に進めたなら、それで十分。

お子さんにバレエを習わせようか迷っている保護者の方へ
今見えている弱点は、 決して「才能がない」という証ではありません。
それは、 成長の途中にいる証です。
長い目で見て、 お子さまが自信を持って舞台に立てるよう、 一緒に見守っていけたらと思っています。

バレエは「長所で花を咲かせ、弱点で根を支える」
順番を間違えなければ、 子どもも大人も、必ず伸びます。
バレエは、 人生を豊かにしてくれる芸術です。


体験レッスンのご案内
当スタジオでは、 一人ひとりの個性と成長段階を大切にし、 「舞台経験を通して、自信と勇気を育てる」 指導を行っています。
- バレエが初めてのお子さま
- 経験はあるけれど、自信をなくしてしまった方
- 基礎から丁寧に学び直したい方
弱点を責めるのではなく一人ひとりの長所を起点に指導する方針を大切にしています。
▶︎長所を伸ばすバレエ指導方針について
体験レッスンでは、 技術の習得だけでなく、 スタジオの空気・指導の考え方・子どもへの向き合い方 を実際に感じていただけます。
無理な勧誘は行っていません。 まずは一度、安心して体験にお越しください。



