
他人と比べてしまう自分を責めないで大丈夫。
比較は人間の自然な感情です。
大切なのは「落ち込む比較」ではなく「自分を伸ばす比較」に変えること。
その考え方と方法をまとめました。
■ 人は本能的にまわりを比較してしまう生き物
心理学では、人は自分の立ち位置を知るために
周囲と比較する“社会的比較”を自然に行うと言われています。
・自分はどのくらいできているのか
・何を伸ばせばいいのか
・どこに向かっていけばいいのか
こうした判断をするために、
脳は他人の情報を材料として使うのです。
だから、
「比べてしまう自分はダメだ…」
と思う必要はありません。
■ 問題は“比較”ではなく、“比較の方向”
比較には2種類あります。
❌ 1. 自分を否定してしまう比較
- あの子の方が上手だから私はダメ
- できないところばかり目につく
- 劣っている → 価値がない、と感じる
この比較は、自信を奪い、努力の意欲を下げます。
こういった比較はやめたいですね。
⭕ 2. 自分を伸ばすための比較
- どうしてあの子のターンは安定しているんだろう?
- あの子の背中の使い方が美しい。私にもできるかな?
- この違いから、自分の改善点が見えてきた
これは、
観察・分析・学びにつながる“成長のための比較”です。
比較そのものよりも、
比較をどう使うかが大切なのです。
■ 他人は「あなたを否定する存在」ではなく、「あなたを成長させる鏡」
バレエは観察の芸術です。
他の人の動きを見ることで、
自分が気づかなかった体の使い方が見えたり、
自分にはない魅力に触れたりします。
そして、その違いの中から
自分らしさ=個性も見えてきます。
他人は敵ではなく、
あなたの成長を映し出す“鏡”です。
■ 自分を伸ばす比較の3ステップ
バレエのレッスンで使える、具体的な比較方法をご紹介します。
STEP1:まず「自分」を知る
いま自分ができること・苦手なことを整理する。
STEP2:次に「他人」を観察する
上手な子の動きのどこが美しいのか、
自分と何が違うのかを冷静に見る。
STEP3:最後に「自分に戻す」
取り入れられる部分を試してみる。
合わないと感じたら無理に真似しない。
ポイントは、
「他人 → 自分」ではなく「自分 → 他人 → 自分」の順で考えること。
他人はあくまで“ヒント”であり、
主体はいつもあなた自身です。
■ 比較してしまう自分を責めないでいい
誰かを見て焦ったり、落ち込んだりする。
そんな自分の感情を否定しなくて大丈夫。
比較は自然なこと。
そして、使い方次第で
あなたを伸ばす強力な味方になります。
だから、こう考えてみてください。
「比べてもいい。
ただし、自分の成長につながる比べ方をしよう。」
あなたのペースで、
あなたらしく、
少しずつ成長していけば大丈夫です。
バレエは競争ではなく、
自分の心と身体を育てていく旅なのですから。
✔ 比較は自然な感情
✔ 大切なのは「落ち込む比較」ではなく「成長のための比較」
✔ 他人は敵ではなく“自分を映す鏡”
✔ 個性は「他人との違い」を知って初めて見えてくる
最後に、もし「他人と比べてしまう」「自分の軸が揺れてしまう」という気持ちに心当たりがある方には、一冊だけ参考になる本をご紹介したいと思います。
それは『嫌われる勇気』という本です。
この本は“他人の期待に振り回されず、自分の人生を生きるとはどういうことか”を、とてもわかりやすく語ってくれます。バレエの上達とは直接の関係はないように見えますが、読み進めるほどに、心の重さがふっと軽くなる瞬間があるはずです。
特に、今日のテーマでもある「比較の悩み」や「他人からどう見られるか」という気持ちに向き合ううえで、視野を広げてくれる一冊です。
もし気になった方は、バレエのレッスンの合間や寝る前に少しずつ読んでみてください。きっと“自分の軸”を大切にするヒントが見つかると思います。
※興味がある方は、こちらに書籍情報を載せておきます。
『嫌われる勇気』(Amazon)




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