新書館から8月1日に発売された、「体のしくみを知れば、踊りが変わる! 解剖学バレエ・レッスン」というバレエ本を紹介します。
元々はバレエ雑誌「クララ」に連載された記事がまとめられて新たに書籍となっての登場です。

本の内容
引用元:新書館ホームページより引用
■レッスンの前にCheck!
バレエで使う筋肉&骨 / バレエの立ち方
♦Lesson1 脚のポジション背骨·おしりの6つの筋肉
♦Lesson2 腕のポジション 肩関節・胸の筋肉
♦Lesson3 プリエ 内ももの筋肉·脚の関節
♦Lesson4 タンデュ 足の骨·足うらの固有筋
♦Lesson5 ジュテ おなかの筋肉·内ももの筋肉
♦Lesson6 ロン・ド・ジャンブ・ア・テール 骨盤・股関節
♦Lesson7 フォンデュ 膝関節·坐骨
♦Lesson8 ロン・ド・ジャンブ・アン・レール 腸腰筋·腹斜筋
♦Lesson9 フラッペ 足ゆびの関節·ふくらはぎの筋肉
♦Lesson10 プティ·バットマン 足首·ももうらの筋肉
♦Lesson11 デヴェロッペ 腸腰筋·おしりの筋肉
♦Lesson12 グラン·バットマン 広背筋·脚の筋肉
♦Special Lesson トウシューズの正しい「立ち方」
<著者>
監修=佐藤 愛(さとう・あい)
6才よりバレエを始め、The Australian Conservatoire of Ballet(ACB)を卒業。Diploma of Danceを取得。Victoria Universityにて解剖学と理学マッサージを学び、ACBのバレエ教師用シラバスも修了。ACBにてダンス解剖学とフィットネスの講師を10年以上担当し、バレエ学校専属セラピストとして生徒の治療やリハビリに携わる。国際ダンス医科学学会(IADMS)会員。ダンサーをめざす人とバレエ教師のための情報サイト、Dancer’s Life Support.Comを主宰。
発行元;株式会社新書館
発売日 2022年8月1日
ダンス解剖学
解剖学の知識は本来バレエの指導者に必要な知識です。
では、習う側の生徒さんたちにとってどんなメリットがあるのでしょうか。
それは自分で体の使い方をチェックできるという点で大きなメリットになりそうです。
間違った筋肉の使い方をすると体を痛めてしまいます。
筋肉の自然な動きがわかれば無理な体の姿勢や体に負荷がかかりすぎている時の目安にもなりますし、
何より怪我や筋肉を痛めることが少なくなる可能性があります
とはいうものの、バレエの表現は元々が体に大きな負荷をかけて、無理な姿勢や筋肉の使い方をしている
動作、ポーズなどの踊りによって構成されている場合が多いのでバレエの究極の美しさを求めすぎて体を
痛めてしまっては元も子もありません。
その加減、具合というか折り合いをどの辺りでつけるべきかの判断を自分の体の動きの限界を知って
踊るというのは大きなアドバンテージになると思います
さすがに今はわかりませんが、
昔のバレエの先生の一部には、足をとにかくあげること。
体を開くこと。
有無を言わせないレッスンというのが一部には見られました。
自分の体のバランス、重心、筋肉の強さ、柔らかさなどを
全て無視したレッスンが横行していた教室もありました。
現代のバレエ教育ではもっと科学的な見地から体全体の動きに注目して
さらなる美しさへの挑戦!
「バレエの美」を求めてバレエは進化し続けています。
怪我の予防
バレエの表現は体にかなり負荷をかけて美しさを表現しますので
筋肉の知識は怪我を予防するのに役立ちます。
同じ動作を何度も繰り返せば踊りが正確に踊れるようになるかといえば
個人差にもよりますが、筋肉の質の違い、体の動きに合わせて筋肉が
どのように働いているのかを知ることはとても大切なことです。
筋肉の疲労についての知識があれば同じ動作の回数の上限も自然とわかるように
なります。練習をやりたい気持と体が悲鳴をあげていることの折り合いをつけやすく
なるのではないでしょうか。
そのことが怪我の予防にも繋がると思います。
成長痛と筋肉について
子供の成長期には身長がぐんと伸びて背が高くなります。
そうすると、骨と筋肉の著しい成長に体が十分に準備できなくて
体の成長バランスが崩れて特に下半身に痛みを感じます。
いわゆる成長痛というわけです。
バレエを習っていると、練習のせいで痛みがあるのか、成長痛のために
痛みがあるのかどちらかはっきりしない時があります。
そんなとき、解剖学的な知識が多少でもあれば、成長期による痛みなのか
体の筋肉疲労で痛みがあるのか、練習で特定の筋肉に負荷をかけすぎたのか、
慌てなくて判断できそうです。
バレエの究極の美を求めて
心と体のバランスを総合的に身につけることはとても大切なことです。
その中でもフィジカルな要素、特に体の筋肉についての知識は
無理のない練習と怪我をしにくい体作りに役に立ちます。
普段のレッスンや踊りの練習でより美しい表現を身に着けるために
自分自身について深く知ることはバレエを深く知ることでもあり、
バレエの究極の美。美しい表現を身につける第一歩になるでしょう!
現実的な解決法は?
ダンサーやバレエを習っているほとんどの方が経験があるのではないかと思いますが
大抵の場合、整形外科に行って診てもらうと、体の使いすぎ練習を止めれば治る
というお医者さんの診断がほとんど。
舞台(発表会、コンクールなど)があるのに、練習をやめられるはずがないじゃない!
そう叫びたいダンサーの方がほとんどそうでしょう!
でも、体は悲鳴をあげている、
じゃあどうする?
自分と向き合い、自分の体をよく知ること。
そして、自分がバレエでやりたいこと、出来るようになりたいと思っている気持ちと
体の状態とどう調整していくか、
心とからだのバランスがとても大切なのではないでしょうか。
その方法の一つとして、自分を守るために解剖学はバレエに関わる全ての人に
必要な知識の一つではないでしょうか

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