WEST 51st STREET

ニューヨークの鼓動を、身体で踊る。
ガーシュインの音楽とともに生まれた、都市の熱気と群像のバレエ

WEST 51st STREET

2007年9月17日、第5回町田ジュニアフェスティバル「町田ジュニアバレエ」の合同作品として発表された、野沢きよみによる創作作品。
与えられたテーマは、アメリカ音楽界の巨匠・ガーシュイン。

誰もがどこかで耳にしたことのある名曲たち。
しかし、その音楽は“クラシックバレエとして踊る”には決して簡単なものではありませんでした。

規則的な拍だけでは捉えきれない揺らぎ。
ジャズ特有の空気感。
都市のスピードと緊張感。

繰り返し音楽を聴き続ける中で浮かび上がってきたのは、ニューヨークの街角を行き交う人々の姿でした。
《WEST 51st STREET》は、そんな都市のエネルギーから生まれた作品です。

合同作品として集まったのは、フェスティバルに参加した各団体の生徒たち。
初めて触れる音楽。
そして、クラシックバレエの定型とは異なる身体の使い方。

最初は、誰も思うように動くことができませんでした。

けれどレッスンを重ねる中で、生徒たちは少しずつ音楽を“聴く”のではなく、“感じる”ようになっていきます。
互いの呼吸を合わせ、空間を共有し、一つの群像として舞台を形づくっていったのです。

戸惑いから始まり、挑戦の中で完成した《WEST 51st STREET》。
それは、技術だけではなく、「仲間と舞台を創る」という経験そのものが刻まれた作品でもありました。

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