ネコのコンシェルジュ−2<ジュリー&幸恵編>

そんなジュリーですが、
ある日突然高い所に飛び上がる事が出来なくなりました。

ジュリーが我が家に来て半年位たった頃でした。
いつも飛び上がっている低い椅子の上にも飛べなくなっています。
変だ、獣医さんの所へ連れて行こう。
獣医さんに見て頂いても、悪い所(病気)は無いようだと。‥
大学病院を紹介して下さいました。
大学病院を予約して、検査、検査、検査。
‥生まれつき頸椎(首の骨)一つが足りないとの結果。
なすすべもなく、
時間の経過とともに後ろ足が立てなくなり歩けなくなりました。
寝たきりになって、半年。食べる事も排泄も自力では出来なくなって、人の手で食べさせる事、排泄させる事を覚えました。獣医さんのお力や、ネコの介護を経験した先輩方にアドバイスを頂きあらゆる手を尽くしても、人の手で出来る事には限りが有りました。

獣医のN先生は里親さんがご紹介下さった先生ですが、30年以上経つ今もお世話になっています。臨床経験が豊富で、検査で出て来ない病名も問診で的確に見極め、判断し病名を教えて下さり丁寧に説明をして治療をして下さいます。尊敬し信頼する先生です。
ジュリーのケアについても親身に相談に乗って下さいました。

半年間寝たきりで頑張ってくれたジュリーですが、
我が家の仔になって1年足らずで天国に召されてしまいました。

☆ジュリー<紳士>(長毛種、レッドタビー&ホワイト、男の子)ネコ種不明
誕生日不明、1歳と数ヶ月、あまりに早いお別れ‥

元気だった頃のジュリー

元気だった頃のジュリー

譲って下さった里親さんは、ジュリーが寝たきりになってしまったとお話しした時に、『引き取ります』と言って下さいました。そのお気持ちはありがたく感謝しましたが、寝たきりになったからといって手放すことなど到底出来ませんでした。

ジュリーが占めていた空間はとても大きく寂しくていたたまれない自分が居ました。ジュリーを譲って下さった方に、もう一度お願いをしましたがその時はあいにく仔猫がいないとの事で紹介して下さったのが捨て猫を拾ったけれど自分では飼えない環境なので里親を捜しているという方でした。

11月23日寒い夜でした。ちょっと遠いお家にお迎えにいきました。

 

耳がとっても大きいのが、 幸恵の最初の印象でした!

耳がとっても大きいのが、
幸恵の最初の印象でした!

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