ニコラが10万分の1のリンパ腫なんて41ーホジキン様リンパ腫ーT-cell rich B-cell lymphoma(804)

2021.1.15

たった2日しか経っていないのに…ニコラの腫瘤がパンパンに膨らんで固くなっています。

ラグビーボールのようです…

ニコラは触られるのをすごく嫌がるようになりました。耳が熱いです。熱が出ているように思います。また冷たい床を好むようになってきています。

このままこのスピードで大きくなっていくなら、どうなってしまうのか?と不安がつのります。

放射線治療前の腫瘤の2倍位の大きさです。。

めまいや動悸や頭痛で体が思うように動きません。ロキソニン飲みました。

これから2週間待てないかもしれないよ!とニコラが言っているように思えてしまって…この頃の横たわり方は、大きな腫瘤がある方を下にして、狭い椅子の枠下に入り込んで…寝たいのに寝られないように見えます…辛そうに見える…

 

コンシェルジュは自分の体がコントロールできなくなってしまっています。情けない…

 

自分が選択してお願いしたのに、予約日まで待つべきだと思う心と、間に合わないかもしれないと思う心とが交互に波のように押し寄せてきます。

 

腫瘤はそれほど大きい…

 

動悸がするたびに、なるべく早く東大を予約して抗癌剤治療をしたら?とバクバクしている心臓が言い、ズキズキぼーっとしている頭は冷静になって予約日まで待ちなさいと言っています。

抗癌剤治療がニコラに合うかどうかもわかりません。。腫瘤が小さくなってくれるかどうかもわかりません。ニコラが治療に耐えられうかどうかもわかりません。辛い思いばかりさせてしまうかもしれません。やってみなければわからないことばかり…抗癌剤治療はやらなくて良いならしたくない、少しでも先に伸ばしたい、だから、残り1回の放射線治療が出来るならとその可能性にかけた。

でも…放射線治療はもう出来ないと言われるかもしれません。

賭け事のような選択をしてしまいました。

予約日まで保たなかったら、このまま逝かせてあげたほうが良いのかもしれない。。。と悪魔のささやきも頭の隅から聞こえてきます。。。

もう、思考が崩壊。。悪い方にばっかりいってしまう。また頭が痛くなってきた。。。もう一度ロキソニン飲もう。

 

麻布での余命宣告。東大でのたった1例の同じ症例での余命。海外での同病での文献。どれをとっても予後4ヶ月より先は無いのです。

ニコラは、余命宣告からもうすぐ5カ月を迎えようとしています。

こんなに兄弟そっくりな毛色

 

ニコラは、たまたま放射線治療が出来て、ほんの少し延命が出来ただけ…

心穏やかになんて…到底なれない。。

 

…想像するに、ニコラの症例は猫では誰も経験のない領域なのかもしれないと思います。

だから、先生方が言うことが皆違う。先生方の頭の中では、近い症例と合わせてみたり、犬の同じような症例と合わせてみたり、海外の論文を参考にしてみたりと様々なのでしょう。

言われることが違うたび思います。ニコラの声を聞けるのは自分だけ。それが勘違いでも、間違っていても、自分の思いを置き換えてしまっていたとしても。

ルグリだって獣医さんの判断とは違う信号を出してた…

だから、常に不安と疑問を抱えてしまう。。。もっと早く行動したほうが良かったかもしれないって…こんなに腫瘤が大きくなる前に…

こんなにおっとりさん

母さんぼくここにいるよ…って…そんな心を見透かしているようなニコラです

 

 

 

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