ニコラが10万分の1のリンパ腫なんて29ーホジキン様リンパ腫ーT-cell rich B-cell lymphoma(784)

2020.12.9

6年前、ルグリが急性腎不全で、「覚悟して下さい」とN先生に言われた時、なぜか絶対虹の橋を渡らせない!って思えた。変な自信があった。

ルグリは全く食べられず、お風呂場のお水のそばにずっと横たわっていて、水を飲むこともできず、尿を自分で出すこともできず…瀕死の状態だったのに…

歩くこともままならないのに必死で行って横たわるところがお風呂場の冷たい床、お水の器に寄りかかって横たわると動けなくなる。

尿は毎日真っ赤な鮮血の血尿で、獣医さんにカテーテルで出してもらうために車で1時間近くかかるN先生のところに通った。血尿を出してもらって点滴を入れてもらう。ルグリには負担になったかもしれない車での長旅だったけど、N先生にすがった。

毎日レポートを書いてN先生にルグリの様子を伝えた。N先生はルグリの数時間おきの様子がわかるからありがたいと言ってくださった。

とにかく水を飲まなきゃ、食べなきゃ死んじゃうんだからねと声に出して言いながらルグリにも自分にも言い聞かせて、シリンジで強制的に口の横から入れた。数時間おきに水やミルクにAD缶をほんの少し混ぜたものをシリンジで口の横から垂らして入れた。

飲んでくれないときもあったけど、諦めなかった。

N先生からは、こういう状態から助かる仔はほとんどいない。今までで、1頭しか助かったことはなかった。とおっしゃっていた…

ルグリは2頭目になった。

N先生の獣医師としての生涯の中でわずか2頭のうちの1頭になった。

N先生には感謝しかない。引退されて賀状だけの交流になってしまったけどずっと感謝している。

それなのに、ニコラとは一緒に年を越せないかも…と思ってしまった…

ニコラ、検診

腫瘤は大きくなっていないので放射線の効果が続いてるようですね 。年が越せそうですね。良かったですね。とにかく、体重を落とさないように気をつけて下さい。

 

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