【ラガマフィン編】棚から落ちて来た天使たち3(134)

IMG_2131 生後3日目

シルバーブルー 130g、ブルースモーク 135g、B&W 130g、フォーン 150g、トーティー 110g、チョコレート140g、トーティー&W 140g

全頭がママのお乳を飲めるようになり、哺乳をするとイヤイヤが始まりましたので哺乳は無しになりました。体重も順調に増えているので大丈夫かなと思います。
コンシェルジュの産箱前での張り番も今回は時間が短く済んでいます。夜は産箱の前で寝ていますが、初産の時と違い3時間おきの哺乳が無いので主に下の世話だけしています。天使たちにウンチが付いてしまってガビガビに固まってしまっているのをお湯に浸したティッシュで拭くのが日課になっています。オシッコもティッシュで出していますが、ギエムがお世話を多くするようになり回数を減らしても大丈夫になりました。ギエムが産箱にいる時間が長くなりストーカーが治まりました。
ギエムの目が天使たちにだけ向くようになりました。

生後4日目

体重量れず

朝、産箱を除くとシーツの上に何カ所もこすったような血の後が!

大変です!! ギ、ギ、ギエムでしょうか?不正出血?! ギエムのお尻を見ても血の跡は有りません。誰?どうしたの?!

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天使たちを1頭ずつ見てみるとチョコレートの仔がへその緒が腫れて出血しています。
た、た、た、た、大変です!コンシェルジュはパニックです。まだ病院があくまで2時間以上有ります、どうしましょう??
救急に慌てて行ってもダメ、時間になる迄待って朝1番で病院へ行く事にしました。

今日はすぐ近くの先生にお願いしようと決め支度を始めました。
チョコのおへそにアルコールで消毒したガーゼをそっと置き少しだけ消毒してから新しいガーゼをおいて、小さな箱を探しホカロンを小さなタオルでくるんでそれを更にペットシーツでくるんで箱の下に入れて、チョコをそっと箱に入れました。
手提げ袋に入れるときにはその箱をタオルでくるんで保温して病院へ行きました。

獣医さんに診て頂くとへその緒が貼れているのではなく、おへその皮が裂けて穴が開いて腸が飛び出してしまっているとの事…「さいヘルニア」との診断でした。
お腹を少しだけ切って腸を元に戻し縫合する手術が必要で緊急手術となりました。出てしまっている腸の先は壊死している部分が有るのでそれを戻してお腹の中に入れた時お腹の中で再生してくれるか、壊死がひどくなってしまうか分からない事、動いてしまうので全身麻酔を軽くかけて手術するのでリスクが有る事等の説明を受け、手術の同意書にサインをしました。140gの小さな体を手術するなんて思いもしなかった…。
手術が終わったら知らせるので受け取りに来て下さいと言われていったん家に帰りました。先生もバタバタしている時に手術はしたくないのでお昼過ぎになるかもしれないという事でした。

家に帰ると不安と心配で、情緒不安定になるコンシェルジュがおりました。勝手に涙が出て来て止まりません。何も出来ず自分を落ち着かせるのも難しく…

家で待つ事2時間半、電話が有り受け取りに行きました。

手術はなるべく麻酔を少なくしてやって下さったとの事。腸をお腹の中に入れて縫合してありました。チョコはもう目覚めていて動いていました。
先生からの説明ではへその緒がまだ取れない時期にママが舐めてへその緒が取れてしまった時にお腹の皮が避けてしまったのだろうという事でした。チョコの持って生まれた体質だからママのせいでは有りませんという事でした。後はこの仔の生きる力によるので1週間様子を見て、ミルクを飲んでウンチが出ていたら1週間後に抜糸をするので連れて来て下さいとの事でした。もしその間に異常があったらすぐ連れて来て下さいとも。
大きくなって去勢する時にもう一度お腹を切って筋肉を縫い合わせる手術が必要ですとのお話も有りました。

昨日の夜見た時は何も無かったのに…たった一晩目を離したらこんな事になってしまって…コンシェルジュに油断があった…夜寝なければ良かった…

とにかく助かって欲しい。無事1週間を乗り越えて抜糸が出来ますように。
絶対助かる、大丈夫。チョコは生きる力が有るはず!呪文のように自分に言い聞かせるコンシェルジュです。
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