【ラガマフィン編】ココ1(1)

ネコのコンシェルジュの続編として、ラガマフィンとの日常を綴ります。マフィンに興味を持って頂けるような広報活動ができたらとても嬉しいです。

2012年春、ココが来て2ヶ月経った頃です。ラガマフィンの男の子を探し始めました。1度だけブリードをして子猫から育ててみたいと思い始めた時期です。

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ネコとの暮らしにタイムリミットがあるならやりたい事をやろうと思い、日本でラガマフィンのブリーダーさんを探しました。ペットショップでもブリーダーさんから直接譲ってもらえるケースもあると知りペットショップも探してみました。

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探しても探しても見つかりません…
ならば、キャットショーに見学に行って直接ブリーダーさんを探そうと思いました。
TICAのキャットショーが有ると知り浜松町まで足を伸ばしました。その時は見学の予約もせず突然おじゃましてしまったのですが、自由に見学させて下さいました。

その時の印象に残っているのはキツンのファイナルに残った仔の中にラグドールの奇麗な仔が居ました。「あの仔はきっと!」と見ていたら1位になりました。「やっぱりね」と思いました。とても楽しく見学させて頂きましたがラガマフィンは見当たりませんでした。

その後、キャットショーの見学も予約をした方が失礼が無い事を知り、CFAのあるキャットショーの担当の方に連絡をしてラガマフィンのブリーダーさんを探していること、そのためにキャットショーの見学をお願いしたいことをお話ししたら、
『見学に来るならキャットショーに出してみて下さい』と言われました。
キャットショーに出すのは特別なネコという認識しか無かったので、ココはペットショップで買ったネコなのでとお答えしたら、なんとキツンのクラスはCFAのナンバーが無くても4〜7ヶ月のネコだったら出せるので出して見て下さいとのお話。

キャットショーに出すなど全く思いもしなかったのですが、ブリーダーさんとコンタクトをとるにしても見学より参加した方が良いのかも知れないと思いココを連れてキャットショーに初参加することになりました。

キャットショー会場に着くと、右も左も解らぬまま、ケージにココを入れるとお向かいの方から『ネコ同士の目線が合わないようにケージカバーをこちら側にもかけて』と強い口調で、怖い顔でのご指導にうちのおじさんと二人で縮こまり、ルールもどのようになっているのか解らず「敷居が高いのね」と思う第1印象。
受付の方に審査のリボンの色の意味をお訪ねすると『それは自分で勉強するのよ』とまたまた厳しいお言葉。凄い世界なのねと思いつつ…
時間が経つにつれお向かいの方も、初心者じゃしょうがないわね‥との雰囲気でアドバイスして下さるようにもなり、またお隣の方も親切に声をかけて下さり、ネコが疲れてしまったら全てのリングの審査を受けなくても良いし写真をプロの方に撮ってもらいたいためにキャットショーに出す方もいらっしゃるとか、そして今日のショーはシーズンラストの方のショーになるため点数を競っている方はピリピリしているとも教えて下さいました。

「なるほど、だからなのね」とちょっぴりほっとしました。

キャットショーには初めての方や初心者の方に説明やご指導をして下さる担当の係の方もいらして、とりあえず4ヶ月のココは6リング全ての審査を受ける事ができましたが、ファイナルに残る事は無く(当たり前ですが)ココも私達も疲れてしまいました。

そんな中、ラガマフィンという珍しいネコ種でもあり、まだまだ4ヶ月の子猫のココのかわいらしさを好んで下さった方が声をかけて下さり『見せて下さい、かわいいですね〜、これからが楽しみですね』と。今後もココをキャットショーに出すと思って声をかけて下さったようでしたが、ココが疲れ切ってしまったので今後は出す予定は無いとお答えしましたら残念がって下さいました。とてもありがたい事でした。

ラガマフィンのブリーダーさんを探すために参加してみたキャットショーですが、ショーはあくまでショーでブリーダーさんを探す場所ではないという事だけは勉強して帰って来ました。
とても良かったのは奇麗なネコを沢山見られた事、ファイナルに残る猫さん達は美しいネコさん達でしたし、ハウスホールドのネコさん達は個性的でそのリングはいつも和やかで微笑ましい審査でした。ハウスホールドの審査を見学して、「もっと早く知っていたらうちの猫さん達も一度は出してみたかったなぁ」と。

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コメント

  1. 菊池由美子 より:

    こんばんは、ラガマフィン、毛玉で検索してたら、たどり着きました。
    私も茶色のラガマフィンを飼っていまして、毛質がココちゃんに似ているので、興味が湧き、記事を読まさせて頂きました。
    ボアと言う名前です。
    ボアもなかなか触らない猫で、ブラッシングも寝てる時にしか出来ず、毛玉に悩んでます。

    • necoconcierge より:

      菊池様

      コメントありがとうございます。
      ボアちゃん、毛質がココと似ているのですね。
      寝ているときにブラッシングができるなんて、いい子ですね!
      ボアちゃん寝ているときにブラッシングに少しずつなれてくれたら、起きてるときにもブラッシングさせてくれるようになるかもしれませんね。

      ココは察知力がありすぎて寝ててもブラッシングなんて全く出来ません
      即、逃げるか、唸るかで。
      野生児化しています。
      元気でごきげんだったらそれでいいか…となってます(笑)
      ココの嫌がることはしない、にこちらがなりました。
      今年で9歳になるので、歳を重ねるごとにほんの少しずつは触らせてくれるようになっているので、10歳過ぎたらもう少し触らせてくれるかな…と淡い期待をしています。