【ラガマフィン編】ルグリの5月20日ー東大動物医療センター軟部外科①ー(889)

🐾こんなことになるなんて…⑪🐾

朝6時病院着、ルグリを迎えに行く

先生が準備をして出迎えてくださいました

ルグリは2日前に診たところ、まだくっついていないようです、とのことでした

先生のお話とご説明を聞いて、久しぶりにルグリに会いました

コロナで、入院中は面会ができなくなってましたから…

6時半、病院を出て東大へ

緊急事態宣言発令中だからでしょうか…車が少なく…とても早く東大に着きました

駐車場で待機中、汚れているルグリのお顔や、足を拭いてあげました

8:55 受付

待合室で待っている間、ニコラを診てくださったT先生の呼び出しの名前アナウンスが2回もありました…相変わらずお忙しそう…

軟部外科のK先生に呼ばれて問診、ルグリを預けて検査

…しばらくかかるそうで…検査が混んでいるようです…

今回最初に問診をしてくださったK先生は、ちょっと早口で何を言ってるのか聞き取りづらいところが有りました。内科のO先生とはタイプが違って個性的…もう少し発音をはっきりして、ゆっくり話してほしいな…口の中に言葉が入っちゃう感じです

車の中で待つつもりでしたが、雨もまだ降っていなかったので(今日は雨予報)歩いてスタバにコーヒーを買いに行きました

農学部の門を出て、正門を通り、赤門を通り越して少し…結構距離があるのです…地下鉄1駅分位…ゆっくり散歩しながら往復、時間つぶしには良い距離です

車に戻って待っているとお電話有り、診察室へ

なんと、お忙しいのにニコラがお世話になったT先生とO先生が同席くださって

T先生から、今回ルグリを担当してくださる軟部外科のTA先生のご紹介が有りました

T先生とお会いできてお話ができて、とても嬉しくなりました

T先生はいつも変わらずに優しくて、おだやかで、心配なルグリのことも聞いてくださってありがたかったです。O先生はルグリの問診中ずっと立ち会ってくださり、この姿勢にまた稲穂になるコンシェルジュです

 

今回担当してくださる軟部外科のTA先生。問診、検査についての説明、他沢山の説明…ボードに絵を書いて丁寧に細かくご説明下さいました。

★ルグリの手術でくっつかない症例は「純血種」に割と多く出るそうで、珍しいものではないそうです。此処10年症例が増えてるそうです。

★ルグリのようにアレルギーを持ってる子はくっつきにくい場合があるそうです。

ルグリの1回目の手術方式は一般的なものより丁寧なもので尿道と粘膜がつながれていて、外から菌などが入りにくいそうですが、再手術をする場合は尿道が短くなっているため皮膚に直接縫うことになるかもしれないこと。手術的にはこちらの方がこの手術では一般的に行われている手術になるそうです。この手術の場合のほうが外から菌が入りやすく膀胱炎になりやすいそうです。

(医療センターでの1回目の手術は、皮膚でなく粘膜に縫い付けるやり方で、高度な手術だったようです。ルグリの術後のことを考えてくださり外から菌が入りにくくするためにしてくださった手術です。術後に漏れる事故がなければルグリにとってとても良い方法だったのだと思います。一般的にはこの手術は皮膚に縫い付けるやり方が主に行われているそうです。)

★再手術になると、もしもの場合は尿道をお腹の方に移動させてお腹の下から排泄させる場合があるそうで、この場合は尿が皮膚につきやすく皮膚がただれやすかったり、やはり菌が入りやすかったりするそうです。

★術後に、ルグリは貧血が出ているので、今後輸血が必要になる場合があるそうです。東大では輸血が出来る状況にないので、もし輸血をする場合は輸血可能な病院を探さねばならないそうです。

★尿道から膀胱までカテーテルが入った状態で、膀胱に造影剤を入れて手で尿を押し出して漏れているか確認をしたところ漏れている様子はない。レントゲンでも漏れている様子は見られない。もしかしたら繋がっているかもしれない。再度レントゲンを撮って確認する。カテーテルを抜いて自分で排尿できて漏れがあるようだったら手術をする。明日確認して漏れているようだったら明日手術になる。漏れていないようだったら入院のまま様子を見て月曜日に退院になる場合もある。明日の様子をご連絡くださるそうです。

 

東京大学動物医療センター外科 手術説明書

病名:会陰尿道造ろう部の離開

手術名:離開部のデブリードメント、再縫合、恥骨前緑尿道造ろう術になる可能性

【麻酔に影響を及ぼす可能性のある患者の状態】

*栄養状態 問題あり(食べない)

*腎疾患 あり(腎結石)

*血液疾患 あり(貧血)

*患者さんの肥満度 (痩)1・・3・4・5(肥)

*患者さんの麻酔リスク (低)1・・3・4・5(高)

【一般的な手術に伴う合併症】

*離開

【この手術に特有の合併症】

*尿道の狭窄

*皮膚炎

*細菌性膀胱炎、腎盂腎炎

 

全身麻酔に関する説明書

クラス2:軽〜中度の全身疾患

 

東京大学動物医療センター 入院案内 同意説明書

(上はルグリに当てはまるところだけ抜粋してあります)

 

手術になる場合にそなえて、上記書類(3枚)に記名しました。

 

帰りの車の中で、再手術はやっぱりしないほうがルグリにはいい、くっついてくれる事を願おう。手術のリスクは結構あるようだから手術はやはり怖いというのが今日の説明でとても良くわかった。急いで手術しなくてよかった。と話しながら帰りました。

 

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