ニコラの具合が悪くなって猫専門病院に診ていただきました。
「膀胱炎」とのことでした。
この「膀胱炎」に対する獣医さんの考え方は様々で、35年お世話になったN先生は『男の子の膀胱炎は油断禁物!何かあったらすぐ連れて来てください。』といつも言われていました。
猫専門病院は予約制で、この<予約制>というのがとても気になって、N先生が引退なさったあとこの病院で診ていただく前に、何かあったとき予約しなければ診ていただけないのか?急に具合が悪くなった時はどうするのか?お伺いしました。その場合は予約がいっぱいでもお待たせするが診ていただけるとのことでした。ならば診ていただいても大丈夫かな、と思いました。
確かにマチューの時は対応してくださった。
ですが、ニコラの場合は1回目の診療(検査をして)膀胱炎と診断が下りた時、注射2本と消炎鎮痛剤と止血剤を1週間分いただきました。この時点で不安になりました…
今までもN先生がお休みだったりした時に他の先生にも診ていただいたこともありますが、ほぼこのパターンの薬が処方された時は良い方向に向かった事がありません。対処療法だから。N先生は「膀胱炎」は大腸菌によるものが多く抗生物質でないと良くならないと常ずねおっしゃっていました。根本療法です。だから昔は人間用の抗生物質を小さく割って飲ませるように処方して下さっていました。最近は動物用の良い抗生物質ができるようになったからと動物用の抗生物質を処方してくださるようになっていました。
ねこの専門病院の次回の予約は8日後。
心配した通り、薬を飲ませていても7日目には血尿が出てトイレの外にも垂れるようになってしまいました。
朝、電話で様子を知らせ診ていただけないか問い合わせると、事務の方が今日は予約がいっぱいで待たせてしまうから明日の予約時間に来て欲しいとのこと。食べているなら大丈夫だからと先生の言葉を取り次ぎました。この先生にはニコラのお父さんのルグリの事も膀胱炎から急性腎不全になり死にかけたとちゃんと伝えてある。事務の方にも薬を飲ませていても症状が悪くなっているから電話をしている事を説明し、抗生物質(抗生剤)の処方はしていただけるかの質問もした。先生でないと分からないので先生に診ていただいて聞いてくださいとの事。
そりゃそうですよね、先生じゃなきゃ答えられないけど先生は電話には出られないと言うし明日の診察にして欲しいと言う。この時点で、こりゃダメだと思いました。事務の方と電話で話していても埒があきませんものね。
ニコラを違う動物病院に連れて行きました。
注射1本、抗生剤と消炎剤を1週間分処方されました。尿道閉塞を起こす場合もあるから様子をよく見るようにとの事でした。
そして猫専門病院の明日の予約をキャンセルさせていただきました。
抗生剤を飲ませていてもニコラは5日後に尿もれが見られ、血尿はありませんでしたが、トイレにも長い時間入っていたので、即病院へ。
尿もれでなくつまっているのを力んで出しているそうです。尿もたまっていてカテーテルで尿を出してもらうと砂も出てきました。あぁやっぱりルグリの体質を受け継いでしまっています。心配した通りでした。
前回と同じお薬5日分処方、何かあったらすぐ連れてくるように、それと共に食事療法を続けるようにと。
はい、PH0続けます。男の子の膀胱炎は心配が尽きることはありません。ニコラも良くなるまでしばらくかかりそうです。
うちのおじさんは最初の診察から1週間遅くなったのが良くなかったのでは?と…コンシェルジュに言いました。これ以上悪くならないと良いけど、と。
「膀胱炎」の診察や処方は獣医さんにより様々なような気がしますが、N先生のような対応をしてくださる先生を求めてしまうコンシェルジュです。
ルグリのようにならないで欲しいとただそれだけを願っています。幸恵も樹里も膀胱炎になった事がありました。特に幸恵は24年の生涯の中で何度か膀胱炎になりましたが女の子だった事もありルグリのように悪くなる事もなく良くなりました。その時もN先生は人間用の抗生物質を処方して下さっていました。
早く病院に連れて行っても、薬を飲ませても、食事療法をしていても、体質によっては…などなどがあるのです。だからこその対応が欲しいコンシェルジュです。
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