子どもバレエ|注意しても直らない子に起きている本当の成長過程

注意しても直らない子に起きていること

「何度言っても直らないんです。」

レッスンをしていると、
そんな瞬間に出会うことがあります。

つま先。
姿勢。
音の取り方。
順番。
あいさつ。

何度も伝えているのに、
また同じことを繰り返してしまう。

教える側としては、
「ちゃんと聞いているのかな?」
と思ってしまうこともあります。

でも実は、
“注意されても直らない”のではなく、

「まだ身体の中で整理できていない」

という場合が少なくありません。


頭ではわかっている。でも身体が追いつかない

子どもたちは、
言葉で理解するより先に、
身体で世界を覚えていきます。

だから、

「膝を伸ばして」
「肩を下げて」
「お腹を引き上げて」

と言われても、

頭では理解していても、
身体の中ではまだ結びついていないことがある。

特にバレエは、
複数のことを同時に行う芸術です。

音を聞きながら、
順番を覚え、
姿勢を保ち、
空間を感じ、
周りも見ながら動く。

その中で、
注意されたことを瞬時に修正するのは、
実はとても高度な作業なのです。


「できない時間」に起きていること

一見、
何も変わっていないように見える時間があります。

でも、
その静かな時間の中で、
子どもの身体は少しずつ学習しています。

昨日できなかったことが、
ある日突然できるようになる。

それは、
“急に成長した”のではなく、

見えないところで、
身体の中の回路がつながっていたから。

だから私は、
すぐに結果が見えない時間も、
大切なレッスンの一部だと思っています。


注意されることは、成長の入口でもある

本当に危険なのは、
「注意されること」ではありません。

むしろ、

何も言われなくなること。
見てもらえなくなること。

その方が、
ずっと寂しいことかもしれません。

注意されるということは、
“もっと良くなれる”
と思われているということでもあります。

もちろん、
伝え方は大切です。

強く言えば良いわけではない。

でも、
子どもの可能性を信じているからこそ、
繰り返し伝える瞬間があります。


今日のレッスンで見えたこと

今日、
何度も同じ注意を受けていた子がいました。

でも帰り際、
その子は小さな声で、

「次は気をつける」

と言いました。

たぶん、
その一言が出るまでに、
その子の中ではいろいろな時間が流れていたのだと思います。

悔しかったかもしれない。
恥ずかしかったかもしれない。
うまくできなくて苦しかったかもしれない。

それでも、
自分で前を向こうとしていた。

その姿は、
とても大切な成長に見えました。


すぐに変わらなくても大丈夫

成長は、
いつも“目に見える形”で進むわけではありません。

静かに積み重なって、
あとから芽を出すこともある。

だから今日も、
焦らず、
少しずつ。

子どもたちの身体の中で起きている
“見えない成長”を信じながら、
レッスンは続いていきます。


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「今日のレッスン―― できない時間に起きていること」
「今日のレッスン―― 何度も注意される理由」
「舞台につながる一歩」

「何度言っても直らない…」
そんな時期も、
子どもたちの成長の途中なのかもしれません。

焦らず、
比べず、
小さな変化を大切にすること。

野沢きよみバレエスタジオでは、
技術だけではなく、
子どもたちの“育っていく時間”を大切にしています。

バレエが初めてのお子さまも、
どうぞ安心してお越しください。

▶︎ 体験レッスンのご案内

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