
レッスンをしていると、
「自信がなさそうに見える子」に出会うことがあります。
動きが小さい。
どこか遠慮している。
間違えないように、そっと動こうとする。
一見すると「消極的」に見えるかもしれません。
けれど、その姿の中には、別の意味が隠れていることがあります。
■ 今日のレッスンシリーズ
- ▶ できない時間に起きていること
- ▶ 何度も注意される理由
- ▶ 立ち方が変わると、すべてが変わる
自信がないように見える理由
自信がないように見える子は、
決して何も考えていないわけではありません。
むしろその逆で、
とてもよく見て、よく感じています。
周りの動き。
先生の言葉。
自分の身体の感覚。
そのすべてを受け取ろうとしているからこそ、
すぐに動くことができない。
止まっているようで、止まっていない
外から見ると、動きが小さく見えることがあります。
けれど、その内側では
とても静かな変化が起きています。
どう動けばいいのかを探している時間。
自分の身体と向き合っている時間。
それは決して“止まっている時間”ではなく、
むしろ、これから動き出すための準備です。
バレエは、
ただ動けばいいというものではありません。
感じること、考えること、
そのすべてが動きにつながっていきます。
自信は「与えられるもの」ではない
自信がないからといって、
すぐに「大丈夫」「できているよ」と言葉をかければいいわけではありません。
もちろん、言葉は大切です。
けれど本当の自信は、
外から与えられるものではなく、
👉 自分の中で「わかった」と感じた瞬間に生まれるもの
だと思います。
小さくてもいい。
ほんの少しでもいい。
「今、できたかもしれない」
その感覚が積み重なったとき、
はじめて身体は自然に動き出します。
レッスンの中で起きていること
今日のレッスンでも、
最初は控えめに動いていた子がいました。
けれど、何度か繰り返すうちに、
ほんの少しだけ動きが変わった瞬間がありました。
大きな変化ではありません。
見逃してしまいそうなほど、小さなものです。
でも、その一歩は確かに前に進んでいました。
そのときの表情は、
少しだけ、柔らかくなっていたように感じます。
まとめ
自信があるように見えることと、
本当に自信があることは、少し違います。
静かに見える時間の中で、
子どもたちはたくさんのことを感じ、考えています。
そしてその積み重ねが、
ある日、自然な動きとして現れてくる。
もしかすると、
自信がないように見えるその時間こそが、
一番大切な時間なのかもしれません。
そんなことを感じた、今日のレッスンでした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
レッスンの中で起きていることは、
言葉だけでは伝えきれない部分もあります。
もし少しでも気になった方は、
実際のレッスンの空気を感じてみてください。
