
ちゃんと練習しているのに、なかなかできるようにならない。」
バレエを習っている子どもたちから、ときどきそんな言葉を聞くことがあります。
毎週レッスンに通い、先生の話を聞いて、一生懸命に身体を動かしている。
それなのに、自分では思うような変化を感じられない。
そんな時期は、実は多くの子どもたちが経験するものです。
今日のレッスンで感じたこと
今日のレッスンでも、何度も同じ動きを繰り返している生徒がいました。
以前よりも集中している。
注意されたことを意識しようとしている。
動きを覚えようと努力している。
けれど本人は、
「まだできない」
「全然変わらない」
と感じているようでした。
でも、指導している側から見ると、その子は確実に前へ進んでいます。
大きな変化ではありません。
ほんの少し立ち方が変わったり、
音楽を聞く余裕が生まれたり、
注意を理解するスピードが早くなったり。
そんな小さな成長が積み重なっています。
成長は一直線ではない
子どもたちは、できるようになるときだけが成長だと思いがちです。
でも実際の成長は、一直線には進みません。
頑張っても変化が見えない時期があります。
むしろ、その期間のほうが長いかもしれません。
理解したことを身体に覚えさせるには時間が必要です。
頭でわかることと、身体でできることは違います。
だからこそ、焦らずに続ける時間が大切なのです。
「伸びない時間」が育てているもの
すぐに結果が出ない経験は、子どもにとって決して無駄ではありません。
できないことに向き合う力。
諦めずに続ける力。
自分を信じて努力する力。
そうした力は、バレエだけでなく、これからの人生の中でも大きな財産になります。
レッスンの中で身につくのは技術だけではありません。
努力を積み重ねる姿勢そのものも、大切な学びの一つです。
保護者の皆さまへ
子どもが「できない」と落ち込んでいると、つい結果を心配してしまうことがあります。
けれど、その子がレッスンを続けていること。
難しいことに挑戦していること。
それ自体が大きな成長です。
目に見える上達だけでなく、その過程にもぜひ目を向けていただけたらと思います。
今日のひとこと
「伸びないように見える時間も、成長は止まっていない。」
子どもたちは、それぞれのペースで確実に前へ進んでいます。
私たちはその小さな変化を見逃さず、一人ひとりの成長をこれからも大切に見守っていきたいと思います。 🌸

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