【速報!】あの感動を再び。新国立劇場バレエ団『ジゼル』ロンドン公演がNHK BSで放送決定!

バレエファンの皆様、そして舞台芸術を愛する全ての方に嬉しいお知らせです!

記憶にも新しい、2025年7月にロンドンの名門ロイヤル・オペラ・ハウスで上演され、大成功を収めた新国立劇場バレエ団の『ジゼル』。その熱気と感動が、早くもテレビで蘇ります!

この度、NHK BSプレミアム4KおよびNHK BSの「プレミアムシアター」にて、ロンドン公演の模様が放送されることが決定いたしました。劇場でご覧になった方の感動の追体験はもちろん、見逃してしまった方にとっても、またとない機会です。

新国立劇場バレエ団『ジゼル』ロンドン公演ーNHKBS

NHK BS プレミアムシアター
◇新国立劇場バレエ団 ロンドン公演 ミニドキュメント【5.1サラウンド】
 (午前0時05分30秒~午前0時15分30秒) 

◇新国立劇場バレエ団 ロンドン公演「ジゼル」【5.1サラウンド】
  振付:ジャン・コラリ
     ジュール・ペロー
     マリウス・プティパ
  ステージング・改訂振付:アラスター・マリオット
  音楽:アドルフ・アダン
  演出:吉田 都
<出演>
  ジゼル:米沢 唯
  アルブレヒト:井澤 駿
  ヒラリオン:中家 正博
  ミルタ:吉田 朱里 ほか
  新国立劇場バレエ団
  管弦楽:ロイヤル・バレエ・シンフォニア
  指揮:ポール・マーフィー

収録:2025年7月26日 ロイヤルオペラハウス(ロンドン)  

目次

ロンドンを熱狂させた、吉田都版『ジゼル』

バレエ ジゼル

今回のロンドン公演は、バレエ団の芸術監督である吉田都氏が演出を手掛けた特別なプロダクション。全5公演がソールドアウトとなり、現地の観客からは連日スタンディングオベーションが送られました。


英紙「The Daily Telegraph」が「このプロダクションの完成度、プロフェッショナリズムには驚かされた」と5つ星評価で絶賛したのをはじめ、「The New York Times」も「このバレエ団が技術的にも芸術的にも世界の主要バレエ団と肩を並べる実力を持っていることを示した」と称賛するなど、海外メディアから極めて高い評価を獲得。まさに歴史的な公演となりました。

なぜ新国立劇場バレエ団のロンドン公演はこれほど注目されたのか?

今回の新国立劇場バレエ団によるロンドン公演が世界的に大きな話題となったのには、いくつかの理由があります。この公演は単なる海外ツアーではなく、バレエ団の歴史における一つの「証明の場」だったと言えるでしょう。

憧れの舞台、ロイヤル・オペラ・ハウスでの英国デビュー

まず最大の理由として、公演が行われたのがロイヤル・オペラ・ハウスという、世界のバレエ界における「聖地」ともいえる権威ある劇場だった点です。

  • ロイヤル・オペラ・ハウスの夏の公演枠は、これまでマリインスキー・バレエやボリショイ・バレエといった世界屈指のカンパニーが長年担ってきました。
  • 新国立劇場バレエ団がその伝統ある枠を初めて担うことは、アジアのバレエ団として世界のトップリーグに仲間入りしたことを意味する、極めて大きな出来事でした。

英国の厳しいバレエファンを前に、満を持して英国デビューを飾るという、「高すぎるハードル」に挑んだことが、ロンドンだけでなく世界中の注目を集めました。

吉田都芸術監督の「凱旋」公演としての期待

もう一つの大きな注目点は、芸術監督の吉田都さんの存在です。

吉田氏は、かつて英国ロイヤル・バレエ団で長年プリンシパルとして活躍し、英国の国民的なバレリーナとして愛されてきました。その吉田都さんが、今度は指導者として率いる日本のバレエ団が、自身の「古巣」の舞台に立つという構図は、地元英国メディアにとって格好のニュースとなりました。

彼女の指導のもと、バレエ団全体に浸透した「丁寧さ」や「演劇性」が、英国の伝統的なバレエ愛好家たちにどのように評価されるか、期待と緊張感が渦巻いていたのです。

世界に認められた「ウィリ」の群舞の完成度

結果として、批評家たちがこぞって絶賛したのは、第2幕における「ウィリ」の群舞(コール・ド・バレエ)の驚異的な完成度でした。

  • ロマンティック・バレエの肝となるこの場面で、ダンサーたちは一糸乱れぬ精緻なフォーメーションと、幽玄で研ぎ澄まされた美しさを披露。
  • 「The Independent」が「ウィリたちは、アザミの綿毛のように軽やかでありながら、容赦ない鋭さをもっていた」と評したように、その卓越したテクニックと芸術性は、世界のトップカンパニーと肩を並べるどころか、凌駕していると評価されました。

「吉田都監督が、新国立劇場バレエ団を真に世界水準へ引き上げた」—。このロンドン公演は、その事実を国際的に宣言し、歴史に刻む公演として、大いに注目されたのです。
新国立劇場バレエ団が世界にその実力を証明した、記念碑的なロンドン公演。ダンサーたちの高い技術と芸術性、そして吉田都監督の緻密な演出が織りなす舞台は、まさに圧巻の一言です。

劇場の熱気と興奮、そして切なくも美しい愛の物語を、ぜひご自宅のテレビでご堪能ください。録画予約をお忘れなく!

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ニューヨーク・シティ・バレエin マドリード【再放送】

 ◇午前2時06分30秒~午前3時32分00秒
「セレナーデ」
  振付:ジョージ・バランシン
  音楽:チャイコフスキー
 「スクエア・ダンス」
  振付:ジョージ・バランシン
    音楽:コレッリ
     ヴィヴァルディ
 「ザ・タイムズ・アー・レーシング」
  振付:ジャスティン・ペック
  音楽:ダン・ディーコン
<出演>
  ニューヨーク・シティ・バレエ団
  管弦楽:レアル劇場管弦楽団
  指揮:クロチルド・オトラント
     アンドリュース・シル

収録:2023年3月23・25日 レアル劇場(マドリード)

「ニューヨーク・シティ・バレエin マドリード」初回放送の紹介記事もお読みください 

NHKBSプレミアムシアター 放送プログラム

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