バレエを習うと、子どもの「見る力」が育っていく― 踊るだけではない、バレエのレッスン ―

子どもバレエーバレエを習うと子供の見る力が育っていく

こんにちは。
野沢きよみバレエスタジオです。

バレエのレッスンというと、

「先生の動きをまねして踊る」

そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。

もちろん、踊ることはバレエの大切な部分です。

でも、レッスンを見ていると、子どもたちは踊っていない時間にも、いろいろなことをしています。

先生を見ています。
お友達を見ています。
音楽を聴いています。

そして、自分の身体の動きも感じています。

実は、バレエには「見る」という経験がたくさんあります。

目次

先生を見る

レッスンでは、先生の動きを見ながら、一つひとつの動きを覚えていきます。

足の位置はどこなのか。
腕はどこへ動くのか。
身体の向きはどうなっているのか。

ただ見ているだけでは、踊ることはできません。

       「何を見ればいいのか」          

少しずつ、それが分かるようになっていきます。

最初は先生の動きを全部まねするだけだった子も、だんだんと大切なポイントを見つけられるようになります。

お友達を見る

バレエでは、自分だけが踊っているわけではありません。

お友達が踊っているところを見る時間もあります。

「あの子はどうやっているんだろう」

そんな気持ちで見ることもあるでしょう。

上手にできているところを見つけることもあれば、自分との違いに気づくこともあります。

誰かを見ることは、誰かと比べて優劣をつけることではありません。

人の動きを見て、自分の中に取り入れていく。

それも、バレエで身につく大切な力です。

音楽を見ることはできないけれど

そして、バレエにはもう一つ大切な「見る」があります。

それは、音楽を感じることです。

音楽そのものを見ることはできません。

でも、音楽を聴いていると、

「ここで動きが変わる」
「ここは大きく踊る」
「ここは静かに動く」

そんなことが少しずつ分かってきます。

目で見るだけではなく、耳で聴き、身体で感じる。

バレエの「見る力」は、目だけの力ではないのかもしれません。

自分を見る

もう一つ、大切なのが「自分を見る」ことです。

鏡を見ながらレッスンをすると、

「足がここにある」
「背中が丸くなっている」
「腕が少し下がっている」

そんなことに気づくことがあります。

先生に言われる前に、自分で気づけるようになる。

これは、バレエを続けていく中で、とても大切な変化です。

「見る」ことから、学ぶ力へ

子どもバレエー見ることから、学ぶ力へ

子どもは、言葉で教えられたことだけを学んでいるわけではありません。

見て、聴いて、感じて、そして自分でやってみる。

バレエのレッスンには、その繰り返しがあります。

だからこそ、バレエで育つのは、踊る技術だけではありません。

人の動きを見る。
音楽を聴く。
自分の身体を感じる。
周りの様子を見る。

そうした経験が積み重なって、少しずつ「見る力」につながっていくのだと思います。

踊っていない時間にも、レッスンはある

子どもがレッスン中に、じっと先生を見ている。

一見すると、踊っていない時間に見えるかもしれません。

でも、その目はちゃんと学んでいます。

先生の動きを見て、
お友達の動きを見て、
音楽を聴いて、
自分の身体を感じている。

だから、バレエのレッスンでは、踊っている時間だけがレッスンではありません。

見ている時間も、聴いている時間も、感じている時間も、子どもの中に少しずつ積み重なっています。

バレエを習うことは、身体を動かすこと。

そして同時に、


周りをよく見て、自分で感じ、考えることを学ぶ時間



でもあるのです。

そんな「見る力」も、

子どもたちがバレエから受け取る大切なものの一つだと思っています。

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