9月2日でルグリが5歳になりました。ルグリは生後11ヶ月になってからコンシェルジュのところに来て、すぐ1歳のお誕生日を迎え、2歳のお誕生日を迎える頃には具合が悪くなってしまい、急性腎不全で虹の橋を渡りかけ戻って来てくれました。35年お世話になった獣医さんからは今までルグリのような症状で虹の橋を渡らなかった子は1頭しかいなかったから覚悟しておいてくださいと言われて、でもルグリは戻って来て2頭目の子となりました。ルグリは元気になりました!
今回は、ちょっと長くなりそうなルグリの5歳お誕生日おめでとうです。
絶対に諦めない!と心に決め戦っていた日々を今でも鮮明に覚えています。9月になるといつもその頃を思い出します。
今年の夏もルグリにとっては過ごしづらい夏だったのでしょう。湿度が高くピンクの綺麗な肌に思いもよらぬ黒い点々。2度のシャンプーでだいぶ取れたけどまだ完全に消えたわけではなかった。
とっても我慢してもらってお腹の点々を落とそうとgoopのリキッドで頑張った7時間シャンプー、もうくたくただよねー。
嫌なんですけどーって顔だよね
数日後にお腹を見てみると、まだ点々と残ってたのね、どうしたもんかなー?と思ってコームでお腹の毛を梳かしていたらフケのように皮膚が剥がれ落ちて来たの。
またまたビックリで、ルグリはとっても嫌がるのだけどぎゅっと抱きしめてノミ取りぐしを使ってお腹の剥がれ落ちる皮膚を取り除くことにしました。
1日では取りきれず、かといって毎日は触らせてくれず逃げられる、何日か空けてまたお腹の剥がれ落ちる皮膚をノミ取り櫛ですくい取る。
こんなことルグリにとっては初めてで、けどルグリはいつもなぜ〜?っていうものを連れてくる子だから。いつもハラハラ、ドキドキ。
マフィンさんの中では1番心配な子です。いつ、何が起こるかわからないから。
今だから話せるルグリの3年前の急性腎不全
獣医さんにカテーテルで血尿を出してもらう日が何日も続き、その間のルグリは水も飲めなくなってて、お風呂場のお水の入った洗面器のそばで横たわっているだけ。
お水が飲みたいのだろうとシリンジにお水を入れ少しずつ口に入れても飲めず
自分では飲まず食わずのルグリ
3時間おきにAD缶入りミルクをシリンジに入れて飲ませようとしてもイヤイヤ
獣医さんには3時間おきのルグリの様子をリポートにまとめたものを毎日見せると
リポートがあると1日の様子が解るからありがたいと言ってもらえて
徹夜で何日も頑張りましたの、絶対諦めない、絶対治して見せる、と毎日ルグリに話しかけながら
どんなにルグリが嫌がっても、シリンジで無理やりお水を飲ませ、ad缶入りミルクを飲ませ、獣医さんにいただいたチューブの栄養補助剤を指につけて無理やり口を開け口の奥に突っ込むも、嫌なものは嫌なのとばかりに吐き出され
食べなきゃ死んじゃうんだから、とルグリに言い聞かせながら無理やり口に入れていた日々でした
やっと血尿が収まってカテーテルで尿を抜くこともなくなっても飲まず食わずのルグリ
お薬、ad缶入りミルクを諦めず飲ませていたら、ルグリが自分の足で歩いてくれるようになった
そしてほんの2、3粒だけどPH0を食べてくれたとき、もう大丈夫ルグリは生きていけるとやっと思えた
ルグリが頑張ってくれたから、5歳を迎えられた
今はもう薬も飲んでいない、健康な猫になったけどいつも気にかかるし、心配になる、3年経ったけど油断はしない
この子はだあれ?
この子もだあれ?
そっくりでしょ!どちらがルグリでしょう?
ルグリそっくりさんはニコラで〜す!どちらがニコラでしょう?
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