【ラガマフィン編】ルグリ(8)

8月に待望の最初の男の子「ルグリ」が来ました。待ちに待ったお婿さんです。
検疫所の申請は2回目のため順調に出来ました。何事も積み重ねが大切ですね。
前回の「疲れたぁ〜こんなに大変だったなんて!」から「やれば出来る!」に変わりました。

検疫所にもUAカーゴにも手配完了。

後は来るのを待つだけ!と思っていたのに、ブリーダーさんとこちらの予定の調整が難しい…仕事の都合でこちらでは2日しか空けられず、それがダメだったら1週間延ばしてもらうしか有りません。
ですが、ブリーダーさんにはもう少し日にちに余裕が欲しいと。もし、2日とも飛行機に搭載出来なくて1週間後になってしまうと抗体検査をもう1度やり直さなければならず、ブリーダーさんが仕事を休んで抗体検査を受けに行かなければならないそうで…
その場合は費用が別に必要になるとの事。
もしもの場合は、その費用の請求書を出してもらう事をお願いし、お金の問題だけでなくブリーダーさんのお仕事をお休みさせてしまうのも心苦しいので、ただ予定日に飛行機に搭載出来るように願うばかりです。

予定日の明け方メールで連絡有り、『搭載出来ませんでした、明日もう1度トライします』との事。今回はどうなるのやら?ブリーダーさんも空港迄ルグリを連れて行った後に引き返さねばならない気持ちを考えると、大変だなぁと。申し訳なくも有り、航空会社の都合なので仕方ないかとあきらめる気持ちも有り、とても複雑な心境です。こちらも仕事を休みにして空けていたのにガックリ、ドヨ〜ンの日になってしまいました。

明日こそは日本に来られますように!
翌日、搭載出来たとの連絡有り。良かった!これでブリーダーさんも仕事をお休みする事も無く再度の抗体検査を受けなくても良くなり二重の手間をかけずに済みました。

ほっ…と一息。よかったぁ。
さてお迎えに成田へGO!
今日は天候が不順です、今年の夏は猛暑と大気が不安定で雨が降ったりやんだり、そして雷も。

今回は2度目、それに夏、日も長いし明るい内に(とは言ってもどんよりと曇り空)迷子にならずにUAカーゴ到着。予定時間より少し早く着きましたが、ここでハプニング!
成田空港が雷と大雨で貨物の搬出がストップしているとのこと。

ありゃりゃ…長い時間待つことになりました。待つのは一向にかまわないのですが、ルグリが心配です。初めての長旅、1日目はアメリカの空港に連れて来られて引き返しただけでも疲れたでしょうに、2日目には日本での雷と大雨、ネコは大きな音を怖がリます、緊張もピークに来ているのでは?!

1時間以上遅れてやっとUAカーゴの受付へ。やっぱり疲れているように思えます。
検疫所では順調に手続きが済み初対面、バッグを開けて出す時、思わず「大きい!」
ルグリは、シルヴィやギエムに比べ2倍くらいの大きさでした。
「デカい」「重い」「力が強い」ビックリ!!さすが男の子です。こんなに違うとは。

様々なアクシデントの末にやっと着いた日本、ルグリは忍耐強くとても良い子でした。
1分でも早く帰りたい、なのに時間がかかる事が続きます。税関が手間取り(担当した方が初心者かも?という対応でした)前回よりとっても時間がかかりました。
はぁ〜、心の中でため息とイライラがつのりました。手際良くやってくれたらなぁ〜…
やっと終わってUAカーゴに戻り最後の書類にサインして我が家へ。
気持ちは焦りますが、さらに2時間以上、我が家は決して近くは有りません…。
頑張って〜〜〜ルグリ。
我が家に着いたのは夜の10時近くになってしまいました。お疲れさまルグリ、とってもいい子だった。車の中でもおとなしくしてて。
今日はゆっくり休んでね。シルヴィとギエムと同じようにケージにいれて、部屋を暗くして、他の猫さん達はルグリがいる部屋には出入り禁止。ところが、ところがです。
ルグリはケージに入れられるのはお気に召さないようで。夜中「だして〜」のコールが続きました。でもお願い今日だけはゆっくりして欲しい。我慢してね。

次の日には、ケージから飛び出し他の猫さん達とご対面!余程ケージは苦手なのね。
シルヴィとギエムは出ておいで〜と扉を開け放しておいてもずっと出て来なかったのに、
ルグリは2日目から新しい我が家探検、とてもおおらかで、フー、シャー攻撃の女の子には遠巻きにして近寄らず自分の居場所をしっかりと確保。自分からの攻撃はいっさい無しです。

ポワンとしていて、撫でるとグルグル、いつでもグルグルそれも遠くに居ても聞こえるような声で。なんとフレンドリーな仔でしょう。

ようこそ日本へ!

ようこそ日本へ!

ブリーダーさんは「ルグリは人なつこくポップな仔です」の言葉通り、ルグリのグルグルはこちらが優しくなれる魔法です。
ルグリからシャーは有りません。他の仔からシャーやネコパンチが飛び出しても身を引いて争いを避けます。ですがいじける事も無くおっとりとして、存在はしっかりあります。もちろんデカいから目立つのもありますが。
マーキングも最初に少しだけ有りましたが、その後は全く無くほんわか男の仔です。あだ名は「モフモフ」!
ただ、女の仔より良く鳴きます。いつ、どのような時に鳴くのかは、いまいちつかみ所が無いのでルグリ語を理解するのはちょっと先になりそうです…。

コメント