【ラガマフィン編】シルヴィとギエム&ACFA(7)  

ACFAのショーにシルヴィとギエムを出陳しました。

ブリーダーさんから「マフィンはACFAが母体でずっとその基準でブリードされているのでショーに出すならACFAを中心に考えて下さい」と言われています。
ただ、日本でACFAで活動するのは不自由な所が有り活動も少ないので私には難関です。

ACFAのショーは1リング2名のジャッジで審査され3リング有ります。1日のみの審査でした。
ACFAのショーは家庭的で、皆が身内のような雰囲気でした。CFAにココをキツンで出したときは敷居が高いという印象でしたがこちらは庶民的だと思いました。
シルヴィもギエムもチャンピオンシップに1歳とちょっとで初出陳でしたが、2リングでファイナルに残る事も出来てリボンも頂けてCH(チャンピオン)の称号も頂く事が出来ました。
素直に嬉しかったです。お土産も沢山いただきました。行きより帰りの方が荷物が多くなりました。

ACFAのショーに出してみて思ったのは、CFAのショーには美しいネコさん達が沢山居て、TICAのショーにも美しいネコさん達が居て、出陳数はCFAの方がTICAより多いような感じで、ACFAではネコさんの出陳数が少ないなと思いました。私が観た時の様子なので開催日によっては違うのかもしれませんが。

CFAのショーは1日4〜6リングで1リング1名のジャッジで審査しますが、2日の場合も有ります。TICAは午前と午後と分かれて1日で午前と午後と二回のショーに分かれて8リングある場合もあるようですし2日の場合も有るようですが。
各カテゴリーはキツン4〜7ヶ月齢、レジストリー無しでも参加可能。ただし、レジストリーの無い仔は年間の点数の加算は出来ないようです。
チャンピオンシップは8ヶ月以上で避妊、去勢をしていない事が条件でレジストリーナンバーが必要。
プレミア(TICA,ACFAはアルター)は8ヶ月以上で避妊、去勢をしている事が条件でレジストリーナンバーが必要。
ハウスホールドは8ヶ月以上で避妊、去勢をしている事が条件、レジストリーナンバーが無い仔、日本猫、ミックス、他団体のレジストリーを持っている仔。どんなネコさんでも参加できるカテゴリーです。
この各種カテゴリーの考え方はCFA,TICA,ACFA共ほぼ同じようですが、カテゴリー名や審査の仕方は各団体により違うようです。
聞いた所によるとCFAではノービスというカテゴリーで違う団体のレジストリーを持った仔が1回だけショーに出陳出来るシステムが出来たようですがいずれにしても後日CFAに登録が出来ない猫は出せないようです。出陳後にCFAのレジストリーを収得出来ればその点数も加算されるようです。
TICAにも他の団体のレジストリーで1度だけ出陳できるシステムがあるようです。

シルヴィとギエムはCFAに登録申請しましたが登録出来ませんでした。CFAで登録出来なかった理由は二つ。サイベリアンのアウトクロスが入っている事、これはシルヴィとギエム共通事項です。それとシルヴィがポイントだと言う事のふたつです。シルヴィとギエムの5代前迄のペディグリーにはサイベリアンが入っています。そしてシルヴィはクリームリンクスポイントです。

*シルヴィ クリームリンクスポイント アイカラーはブルー 猫種ラガマフィン
*ギエム ブルークリーム&ホワイト アイカラーはゴールド 猫種ラガマフィン
<ACFAチャンピオン(CH)登録済み、TICA登録済み> 女の子の姉妹

[CFAには登録申請しましたが登録不可のメールが届きました、とてもショックでした。何故ならアメリカのブリーダーさんにはCFAに登録が出来る仔をとお願いしていたからです。ですがシルヴィとギエムには何の落ち度も有りません。人間の都合は関係ありません。ブリーダーさんにどんな事情があるにせよ私はシルヴィとギエムを手放す気は全くありません。とてもかわいい大切な身内です。我が家に来るべくして来た仔達です。]

[TICAでは登録は出来ましたが『チャンピオンシップのカテゴリーでショーに出す事は出来ない』とレジストリーに記載が有りました。どのカテゴリーに出られるのでしょう?ハウスホールドになるのでしょうか?TICAアジアレジオンのディレクターにメールで問い合わせしましたが返事はもらえませんでした。「もう少し親身に対応してもらえたらありがたいのになぁ」と…。初心者の独り言です]

初めての猫の世界は波瀾万丈!ショックな事もそれはそれで良い経験でそれも又愉しです。どれだけ新しい世界を持って来てくれる仔達なのでしょう。これもマフィンのおかげです、マフィンに感謝です。

下の写真はシルヴィとギエムがACFAのショーで頂いたロゼットです。

CIMG1056

コメント

  1. 豊島 研司 より:

    初めまして、
    素晴らしい猫を作出していく上で、CFAもTICAもそれを阻害しているようですね。
    まったく島国(?)根性丸出しですね。
    良いものは良い、それが素晴らしい猫ちゃんを作っていけるのですが…

    ましてTICAは、ニューブリード(雑種)を新猫種として認めすぎ。
    お金儲けの何物でもありません。

    この様な己だけ良ければの組織と係らない方が得策かもしれません。
    ACFAは、家族的でこのような利権を無視した本来の愛猫家団体と思うのは私だけでしょうか

    • necoconcierge より:

      豊島 研司様

      はじめまして。コメントをありがとうございます。
      日本でのACFAの活動が多くなってくれて関東でのキャットショーがあれば我が家のファミリーの出陳のチャンスが増えるのになぁと…思います。
      ACFAも初心者継続中ですが、ACFAのキャットショーに参加する事によってネコさん達の情報交換等が出来たら嬉しいのにと思います。
      日本ではラガマフィンの情報が少ないので、欲を言えば日本のACFAでもアメリカでラガマフィンを審査した事のあるジャッジさんを招集してくれたら嬉しいなと思います。
      日本でACFAの活動情報を身近で得られて(出来れば関東で)勉強出来る環境があったら…と思います。
      良い情報がありましたら教えて下さい。よろしくお願いします。